2022年12月25日に行われる「有馬記念」のサイン考察です。
阪神JF、朝日杯FSと2歳G1が続きますが、世間はもう有馬記念ムード、JRAのCMも2歳G1版は制作されず、チャンピオンズカップ後すぐに有馬記念版が放映されています。
有馬記念はサイン読みの観点からも特別なレースです。普段まったく競馬をやらない人でも有馬記念だけは買うという人も多く、サイン、オカルト、世相で馬券を買うという人も多いレースです。過去の結果を見てもサインが出ていたと思える事例が多く、サイン予想がビシっとハマる事が多いのも有馬記念の特長と言えます。
と、いうわけでブログ記事も特別版「有馬記念2022サイン特集」として3つの記事を投稿する予定です。
その1は、今年のG1恒例のサイン「テレビCMサイン」「GIヘッドラインサイン」「ポスターサイン」を考察します。
その2は、有馬記念と言えば「世相馬券」その年に起こった重大ニュース、その年の世相が馬券に現れると言われています。それらをまとめて考察します。⇒有馬記念2022サイン特集その2 世相馬券で万馬券!
その3は、有馬記念 枠順公開抽選サイン、公開抽選を実際見てその結果からサイン有力馬を導き出します。⇒有馬記念2022サイン特集その3 一変した公開枠順抽選会に注目!
この記事は「有馬記念2022サイン特集その1」です。有馬記念テレビCM、有馬記念ポスター、有馬記念G1ヘッドラインなど、いつも通りのサイン考察です。
2022有馬記念 テレビCMサイン考察
有馬記念のテレビCMはYouTubeでも見ることが出来ます。
今年のG1CMは、同じ映像を使い回す事が多く、単独のCMは日本ダービー版と有馬記念版だけです。有馬記念のCMから勝ち馬に結びついたというケースは結構多いので、このCMも隅々までチェックして隠されたサインを読み解きます。
以下、CM中のセリフと過去の有馬記念の映像の詳細です。
長澤「みんなの夢が走る有馬記念」
見上「夢が走るってワクワクしますね」
長澤「史上最強に打ち勝つ夢」
・2005年優勝 5枠10番ハーツクライ C.ルメール
見上「起こるはずがない奇跡の夢」
・1990年優勝 4枠8番 オグリキャップ 武豊
長澤「想像を超えたラストシーンの夢」
・2013年優勝 3枠6番 オルフェーヴル 池添謙一
見上「まさみさんの夢は何ですか?」
長澤「ふふふーん」
見上「言わないんだ」
長澤「ひみつー」
二人「HERO IS COMING. 有馬記念」
・2021年優勝 5枠10番エフフォーリア 横山武史
まずはMC2人の衣装と背景から、有馬記念当日がクリスマスなので2人のバックにクリスマスツリー、配色もクリスマスっぽいですね。長澤さんのほうは緑と黄、三上さんのほうはピンク系の衣装に頭に青のバンダナ?帽子っぽいものを被っています。
2人は白馬の上に乗っていてメリーゴランドっぽい感じがしますが、回ってないし馬に付いているのは上が途切れていますし、ポールではなくロープのように見えます。これはクリスマスツリーに飾る白馬の飾り物ではないかと解釈しました。
2人のセリフで気になったところは「まさみさんの夢は何ですか?」から「ひみつー」までの流れ、長澤さんは指を1本立てて、言わないのポーズを取ってます。この「指を1本立てて」というところがポイントで、過去の有馬記念のCMでも指を1本立てるシーンは結構使われています。この「指1本」があった時は「1枠」要注意です!
元々、有馬記念は内枠が有利なレース、「1枠1番」後入れになる「1枠2番」は絶好枠です。公開抽選でどの馬に当たるのか大注目です。
次に、使われた過去の有馬記念の映像を考察、まずはハーツクライ、この年の有馬記念はハーツクライが勝った有馬ではなく、ディープインパクトは初めて負けた有馬でした。ハーツが勝った事よりもディープが負けた事で日本中がザワついた日でした。まさにセリフ通り「史上最強に打ち勝つ夢」
2番目の映像はオグリキャップの引退レースの有馬記念、この映像は最初に作られたHERO IS COMING.のCMでも使われています。この年のオグリキャップは秋天、ジャパンカップと凡走し、もう引退したほうがいいと言われて臨んだラストラン、ファン投票1位で優勝、奇跡の復活と言われ、レース後にオグリコールが起こった伝説のレースです。2回使われたオグリの映像「4枠8番」に入った馬は要チェックです。
3番目の映像はオルフェーブルの引退レースの有馬記念、8馬身差の圧勝だったわけですが、この年菊花賞優勝したエピファネイアやJC優勝のジェンティルドンナ、前年有馬優勝のゴールドシップなど有力馬が軒並み回避して空気読んだ有馬記念だったと私は思ってます。
この3つのレースから読み取れるサインは「引退レース」と「復活」でしょうか。ハーツクライに負けたディープインパクトは次の年に優勝し引退。オグリキャップは4歳と6歳(現3歳と5歳)の時に優勝し引退、オルフェーヴルも3歳と5歳の時に優勝し引退しています。凱旋門賞2年連続2着のオルフェーヴルですが、国内戦では宝塚記念以来1年半ぶりのG1勝利でした。
「復活」にスポットを当てると勝てば「奇跡の復活」と言われそうな馬が出走予定馬にいますね⇒エフフォーリア、CM最後に使われた映像も去年のもの、過去の有馬ではなく昨年の有馬を最後に映したあたり、エフフォーリアの連覇を示唆したサインとも考えられるのですが、この横並びの映像で去年の有馬だと分かる人は殆どいないと思います。私も最初分からず、何回も一時停止をして馬の並びや勝負服等を過去の有馬の映像と見比べてやっと昨年のものだと分かりました。連覇を期待させるならもっと分かりやすいゴール前のシーン使うのではないか、その辺りが腑に落ちません。
【有馬記念テレビCMサイン まとめ】
・注目枠 指1本の「1枠」、青帽の「4枠」
・注目馬 有馬ラストランを公言している馬、エフフォーリア
2022有馬記念ポスター サイン考察
プロモーションキャラクター版ポスター、レースタイトルの入ったポスターは日本ダービー以来です。
有馬記念①
有馬記念②
有馬記念①と②、2パターンのポスターが作られています。私の記憶では同一レースで2パターンのポスターが刷られたのは初めてだと思います。
2人の衣装とポーズは同じで撮影している角度が違い、背景の「有馬記念」の文字は同じで「赤」と「黒」、右下の角印も色が違いますね文字が赤なら角印は黒という感じ。
このポスターを見て、まず最初に思ったのが「今年の漢字」です。
毎年、清水寺で発表される今年の漢字、2022年の今年の漢字は「戦」です。これについては別記事でサイン考察を行います。
2パターン作られている事から、当然、色は要注意です。「赤=3枠」「黒=2枠」どちらも有馬記念では有利と言われている枠。公開抽選でどの馬がココに入るのか注目です。
2022有馬記念 GIヘッドラインサイン考察
第67回 有馬記念 中山競馬場・芝2,500メートル
『夢を叫べ、すべての想いの集結が祭典になる。』
3年連続で「夢」が使われました。今回のヘッドラインの「夢を叫べ」「すべての想い」を分かりやすく変換すると「みんなの期待」ではないかなと想います。有馬記念でみんなの期待といえば「ファン投票」でしょうか。
有馬記念や宝塚記念のヘッドラインでは「グランプリ」が使われる事が多いのですが、今年はグランプリは使われず、変わりに「祭典」が使われているように感じます。「祭」からは、お祭り男の異名がある池添騎手も思い浮かびますが、優勝後の「祭」熱唱が恒例だった「キタサンブラック」、朗読の動画も作られてますしキタサンブラックが強い。
「典」からは「横山典弘」、本人の出走予定はありませんが、息子の和夫と武史が出走予定です。
ここで前述したキタサンブラックを深掘りすると、朗読では春の3歳クラシックでは結果を残せなかったものの、3歳秋から才能開花と語られています。タイトルホルダーも同様に皐月、ダービーでは結果を残せず、菊花賞でG1初勝利となりました。
脚質も似ているし、3歳で有馬記念に出走し負けているところも同じです。キタサンブラックは2度目の有馬記念でも負け、引退レースで臨んだ3度目の有馬記念で優勝したと朗読で語られています。
時代は繰り返す? ファン投票1位のタイトルホルダーは2度目の有馬記念も優勝には届かないのかもしれません。
最後に「夢」で考えると、福永騎手が2月で引退し調教師になる事が報じられています。今回の有馬記念がラスト有馬になるわけですが、福永騎手は有馬記念の優勝が一度もありません。結構有力馬に乗ってるから一度も優勝してないというのは意外です。福永騎手が騎乗するのは3歳馬ボルドグフーシュ、3歳馬の活躍が多い有馬記念、福永騎手優勝の夢は実現するかもしれません。
2022有馬記念 公式Twitter、アタリ馬券研究所サイン考察
公式アカウントがTweetする過去の優勝馬とJRAホームページに掲載される「アタリ馬券研究所」にサインがあるとみて注目しています。このサイン考察は私のTwitterで発表しています。よろしければTwitterフォローお願いします。
サイン・裏読み・競馬予想 (@sign_keiba) / Twitter
有馬記念サイン特集その1は以上です。冒頭にも書いた通り、数日後にその2、その3を投稿します。
その2⇒有馬記念2022サイン特集その2 世相馬券で万馬券!