2022年2月20日に行われる「フェブラリーステークス」のサイン考察です。
ダート戦ですが今年最初のG1レース、2022年からプロモーションキャラクターも変わりCMも一新されました。テレビCMサインの傾向を探る一戦、春のG1シリーズに向けてしっかり考察したいと思います。
昨年に引き続きG1サインの中心となるのは「CMサイン」「ポスターサイン」「GIヘッドラインサイン」の3つ、プロモーションキャラクターが変わり、テレビCMは一新されましたが、まだ新しいポスターは公開されていません。
フェブラリーSのサインとしては「テレビCMサイン」「GIヘッドラインサイン」に加えて、20日に閉会式を迎える北京オリンピックのサインを考察します。
2022フェブラリーS テレビCMサイン
フェブラリーSのテレビCMはYouTubeでも見る事が出来ます。
このCMは、新プロモーションキャラクターの2人、長澤まさみさん、見上愛さんのCMの第1弾として年明けから公開されていたCMの30秒バージョンです。そのCMの最後に「フェブラリーS」と付け加えられたものがフェブラリーS版のテレビCMです。
以下、CM中のセリフとレース映像が映る馬とゼッケンです。
「HERO IS COMING.」
長澤「ヒーローは心の中で」
見上「走り続ける」
長澤「常識をあざ笑うよう、震撼させたHERO」
ウオッカ 日本ダービー 2枠3番
見上「影さえ踏ませなかった、孤高のHERO」
サイレンススズカ レースは毎日王冠 ゼッケン13は宝塚記念のもの
長澤「負けても、負けても、愛されたHERO」
ステイゴールド レースは天皇賞(秋)2着、ゼッケン14は特定できず
見上「競馬を、時代さえも変えたHERO」
オグリキャップ 4枠8番 ディープインパクト3枠5番
長澤・見上「さぁ、超えてゆけ」
長澤・見上「HERO IS COMING. フェブラリーステークス」
昨年までのコミカルなCMから一変、今年のCMは過去の名馬達を「ヒーロー」として紹介していくCMになりそうです。これは私の想像ですが、このようなコンセプトになったのは昨年ブームになった「ウマ娘プリティーダービー」が関係しているように思えます。
ウマ娘ブームがきっかけで、競馬に興味を持ち、擬人化されていな実際の名馬のレースを見たり、現在のG1レースを観戦したり馬券を購入する人が増えたそうです。昨年長期間続いた「ウマ娘サイン」が今年も現れるかは今のところ分かりませんが、まだ人気の衰えないコンテンツですので今年も注目していきたいと思います。
今年1発目なのでまだ傾向は読めませんが、このCMのサインとして考えられるのは「紹介された馬の産駒」です。近年の活躍があるのは「ステイゴールド産駒」と「ディープインパクト産駒」
先週の「京都記念」でブービー人気のアフリカンゴールドが優勝、オリンピック期間中のサインとも言われましたが、アフリカンゴールドはステイゴールド産駒です。
残念ながら今年のフェブラリーSの出走馬にはCMに登場する馬の産駒はいませんが、今週は重賞が4レースあります、他のレースの出走馬も要注意です。
今年のG1はしばらくこのCMが使われると仮定すれば、フェブラリーSのサインは、一番最初に紹介された「ウオッカ」と考えられます。「常識をあざ笑うよう震撼させたHERO」ウオッカは牝馬ですがヒロインではなくヒーロー、「常識をあざ笑う」も合わせて考えると「ソダシ」を示しているようにも思えます。
2022フェブラリーS G1ヘッドラインサイン
第39回 フェブラリーステークス 東京競馬場・ダート1,600メートル
『威信を砂に刻め、屈強な勇者が時代を築く。』
ダートG1なので「砂」はよく使われるワード、「時代」もヘッドラインではよく使われるワードです。今回注目すべきワードは「威信」と「屈強な勇者」でしょうか。
「威信」は、『威信をかけて~』などの使われ方をするワードで、物事に対する誇りや権威、信頼感などを意味する言葉です。私はこれを「信頼を取り戻せ」と解釈しました。これまでに信頼を裏切った事がある馬、近走不振の馬の巻き返しがあるというサインかもしれません。
「屈強な勇者」というワード、出走馬のケイティブレイブの馬名意味は冠名+勇士となっています。明け9歳で現役、屈強な勇者と考えられない事もありません。この馬は勝ち馬を教えるサポート馬の可能性あり、同枠馬・隣馬は要注意です。
2022フェブラリーS 北京オリンピックサイン
フェブラリーSが行われる日曜日に閉会式が行われる北京オリンピック、オリンピック関連のサインが出現する可能性は高いです。
先週の「アフリカンゴールド」のような大波乱がフェブラリーSでも起こるかもしれません。そのカギとなるのは、やはり「ゴールド」です。
該当するのは、ゴールドアリュール産駒のサンライズノヴァ、金子真人ホールディングスのソダシ、この2頭です。
サイン考察は以上です。
今年の傾向を掴む一戦という事でサイン予想印は公開しません。ご了承ください。