2022年5月1日に行われる「天皇賞(春)」のサイン考察です。
天皇賞(春)のサイン考察の前に前回のG1「皐月賞」のサイン予想を振り返ります。
サイン予想の結果は、◎ジオグリフ(5番人気)が見事優勝、大穴指名したマテンロウレオが12着惨敗だったものの、〇ダノンベルーガは4着とまずますの結果だったと思います。
2着に入ったイクイノックスは無印でしたが、結果の枠連「7-8」はCMのとおり、今年のG1レースはテレビCMに隠されたサインが有力!天皇賞(春)もテレビCMを中心に隠されたサインを読み解きます。
天皇賞(春)2022サイン テレビCMサイン考察
天皇賞(春)のテレビCMはYoutubeでも見る事が出来ます。
「天皇賞(春)版」のCMの内容は「桜花賞版」「皐月賞版」とほぼ同じ、最後のレースタイトルとレースシーンのところだけが違います。このCMの途中のレース映像は皐月賞と桜花賞のものなのでそれ以降は使われないと踏んでいたのですが、まさかの天皇賞(春)まで使いまわし、さらには次のNHKマイルカップも同じです。
このCMの使いまわしから考えられる事はいくつかありますが、桜花賞や皐月賞となにかしらリンクする部分があるのではないか、今年の春のG1は1番人気がことごとく負けています。この負の連鎖がまだ続くのかもしれません。
以下、CM中のセリフとレース映像の詳細です。
「春、あのヒーロー達も名もなき一頭に過ぎなかった」
「静かに闘志をたぎらせ、その時を待つ」
「そして証明してみせた、自分こそが新しいヒーローだと」
・ダイワメジャー 皐月賞 7枠14番
・メイショウサムソン スプリングS 8枠16番
・アーモンドアイ 桜花賞 7枠13番
・エアグルーヴ チューリップ賞 4枠5番
「さぁ、その名を刻め」
「HERO IS COMING. 天皇賞(春)」
・メジロマックイーン 1992年天皇賞(春)4枠5番
CM途中に映るレースはは皐月賞と桜花賞、それぞれのトライアルレースです。その映像をあえて使いまわすという事は、「3歳クラシックで活躍した馬に注意」というサインと考えられます。その筆頭は菊花賞馬のタイトルホルダー、3歳クラシック皆勤賞のディープボンド。クラシック勝ち馬と考えるならば該当馬はタイトルホルダーしかいません。
次にCM最後に映るレース映像に注目、この映像に映る4枠5番の馬はメジロマックイーンです。メジロマックイーンが6歳(現5歳)の時のレース、2連覇が掛かるレースでケガのせいで幻の3冠馬と言われたトウカイテイオー5歳(現4歳)(との現役最強を決める対決と言われたレースです。
結果はご存じの通りメジロマックイーンが連覇達成、トウカイテイオーは5着でした。この構図に似ているのが昨年の春天2着のディープボンド5歳、昨年の菊花賞馬タイトルホルダー4歳です。
歴史は繰り返す・・2強対決と見られている今年の天皇賞(春)ですが、2頭のワンツーにはならないのかも・・トウカイテイオーは1番人気でした。今年の春のG1は1番人気が勝てない、この流れが続くのかもしれません。
春天のサイン枠は「4枠5番」とくに「5番」にどの馬が入るか注目です。
天皇賞(春)2022サイン GIヘッドラインサイン考察
G1ヘッドラインは木曜日の10時頃発表されます。発表後に追記します。
【追記】
第165回 天皇賞(春) 阪神競馬場・芝3,200メートル
『歴史に光を灯せ、時代を築いてきた王者に並べ。』
今回のヘッドライン、「歴史」「時代」「王者」というワードは天皇賞でよく使われるものですが、「光を灯せ」「並べ」は私の記憶ではあまり使われた事のないワードです。
今回のヘッドラインを私流に解釈しますと・・
歴史に光を灯せ⇒天皇賞の歴史にスポットライトを当てろ
時代を築いてきた王者に並べ⇒名馬と言われる歴代の優勝馬に並べ
今年のJRAのプロモーションが「HERO IS COMIG.」でテレビCMの最後のレース映像は昨年の優勝馬ではなく、「名馬と呼ばれる歴代の優勝馬」に変わっている事から、歴代の優勝馬と関連のある馬が勝つというサインと考えられます。
これと「並べ」を合わせて考えると「肩を並べる」、成績面ならタイトルホルダーですが、「親と肩を並べる」親子制覇と考えると出走馬の父で天皇賞(春)を制しているのはゴールドシップとディープインパクト、ゴールドシップ産駒のマカオンドールが今回のヘッドラインサインから浮上します。
さらに今回のヘッドラインで使われたワード「歴史」と「王」が馬名に含まれている馬がいます。ハーツイストワール⇒父名の一部+歴史(仏)、テーオーロイヤル⇒冠名+王にふさわしい。
歴史に光を灯せ、王者に並べから、この2頭の付近は要注意!同枠に入った馬、隣馬の激走注意です。
天皇賞(春)2022サイン 公式Twitterサイン
私が今年から注目しているサイン、JRA公式が紹介する歴代優勝馬がサインではないかと睨んでいます。
今年のG1で紹介された過去の優勝馬は
・フェブラリーS メイセイオペラ
地方所属馬で優勝⇒地方所属ミューチャーリー隣のソダシ3着
・高松宮記念 キングヘイロー
高松宮記念でG1初制覇⇒ナランフラグ丸田騎手、人馬共にG1初制覇
・大阪杯 キタサンブラック
G1昇格後の初代優勝馬⇒エフフォーリアを示すサインと読むも惨敗
・桜花賞 ダイワスカーレット
ウオッカと共に紹介⇒ナミュールとサークルオブライフの関係と酷似していたがナミュール10着、サークルオブライフ4着
・皐月賞 ゴールドシップ
優勝時のゼッケン「7枠14番」⇒7枠14番ジオグリフ優勝、前走共同通信杯も一致
過去の優勝馬の発表は金曜日なので、このサインの考察はTwitterでつぶやきます。
サイン・展開・競馬予想 (@sign_keiba) | Twitter
サイン考察は以上です。