2022年6月5日に行われる「安田記念」のサイン考察です。
安田記念の考察に入る前に先週行われた「日本ダービー」のサインを少し振り返ります。
予想記事で印を付けた◎アスクワイルドモアは12着、〇ピースオブエイトは最下位、と大惨敗、▲イクイノックスは2着、△ジオグリフは7着でした。サインは無かったものの裏読みから名前を挙げたアスクビクターモアが3着、Twitterのみで発表した騎手視点のサインで武豊騎手騎乗のドウデュースが優勝という結果でした。
イクイノックス、ドウデュースを導き出せたのはテレビCMとWEB限定CMからです。安田記念もCMサインをメインに考察していきます。
安田記念2022サイン テレビCMサイン考察
安田記念のテレビCMは、YOUTUBEでも見ることが出来ます。
このCMは、今年最初に作られたテレビCMの30秒バージョンです。G1では「フェブラリーS」「高松宮記念」「大阪杯」で使われています。CMの内容は全て同じで、最後のレースタイトルと歴代優勝馬のレース映像だけが違います。
以下、CMのセリフとレース映像が映る馬とゼッケンです。
長澤「ヒーローは心の中で」
見上「走り続ける」
長澤「常識をあざ笑うよう、震撼させたHERO」
ウオッカ 日本ダービー 2枠3番
見上「影さえ踏ませなかった、孤高のHERO」
サイレンススズカ レースは毎日王冠 ゼッケン13は宝塚記念のもの
長澤「負けても、負けても、愛されたHERO」
ステイゴールド レースは天皇賞(秋)2着、ゼッケン14は特定できず
見上「競馬を、時代さえも変えたHERO」
オグリキャップ 4枠8番 ディープインパクト3枠5番
長澤・見上「さぁ、超えてゆけ」
長澤・見上「HERO IS COMING. 安田記念」
1998年優勝 タイキシャトル 1枠2番
このCM中に紹介される名馬で安田記念も勝利しているのは2頭「ウオッカ」と「オグリキャップ」です。ウオッカは2008年と2009年に優勝、連覇を達成しています。2008年は「3枠5番」2009年は「2枠3番」でした。
オグリキャップは1990年に優勝「5枠9番」、この時の鞍上は武豊騎手でした。2009年のウオッカの鞍上も武豊騎手です。
CM最後のレース映像はタイキシャトルが優勝した年のもので、実況は「さぁ、夢は世界へ飛び出すか」と言っています。この名実況はゴール直前の大勢決してからの実況なので、この映像と実況は合っていません。
レース映像とずらしてまで使った「夢は世界へ飛び出すか」今回の重要サインはコレではないかと思います。
タイキシャトルは、安田記念優勝後、フランスのジャック・ル・マロワ賞も優勝していますが、安田記念出走時点でジャック・ル・マロワ賞の参戦は決定していました。今年の安田記念出走馬で同じような馬がいるのかは分かりませんが、「夢は世界」というワードは、すでに海外遠征を経験している馬を指しているのかもしれません。
これに該当するのはシュネルマイスター、レシステンシア、ヴァンドギャルド、サリオス、ソングラインです。
安田記念2022サイン WEB限定CMサイン考察
安田記念のWEB限定CMは2つあります。CMの内容はこれまでの限定CMと変わりないので割愛、CMで紹介された歴代優勝馬にサインが隠されているとみて考察します。
・安田記念WEB限定CM「ディスクジッキョー」
CM最後に歴代優勝馬のレース映像⇒アグネスデジタル
レース映像が使われた歴代優勝馬アグネスデジタルは2003年優勝「2枠3番」鞍上は四位騎手でした。2000年マイルCS優勝、2001年天皇賞(秋)優勝、2002年フェブラリーS優勝と芝・ダートの二刀流で長い期間活躍した馬です。
登録馬で一番イメージが近いのはカフェファラオですね。今年フェブラリーS連覇達成、昨年の夏に函館記念で芝初出走、9着に敗れましたが陣営は手応えあったのかもしれません。
・安田記念WEB限定CM「ウマのそら。」
CMにはレース映像ありませんが、紹介された歴代優勝馬はジャスタウェイ。
ジャスタウェイは2014年優勝「5枠10番」鞍上は柴田善臣騎手でした。2歳時から期待されるも2着が多く中々G1勝利が勝てない馬が2013年の天皇賞(秋)でG1初勝利、翌年の3月にドバイのG1も優勝、それを経てからの安田記念参戦でした。
登録馬で海外遠征帰り初戦の馬はヴァンドギャルドとシュネルマイスターの2頭、共にドバイターフに出走、ヴァンドギャルドは3着、シュネルマイスターは8着でした。
テレビCMと2つのWEB限定CMから考えられるサインは、「世界」「二刀流」です。
海外G1で優勝したタイキシャトル、ジャスタウェイ。タイキシャトルは他の戦績が凄すぎて目立ってませんがダート重賞の勝利もあり隠れた二刀流です。アグネスデジタルは前述した通り、この2頭は〇外、外国産馬という共通点もあります。
「世界」「二刀流」と言えば、思い浮かぶ人物がいます。メジャーリーガー大谷翔平選手です。先週のダービーで嫌というほど意識されられた「17」大谷翔平選手の背番号でもある「17」今年の安田記念優勝馬のゼッケンは「17」かもしれません。
安田記念2022サイン G1ヘッドラインサイン考察
第72回 安田記念 東京競馬場・芝1,600メートル
『マイルに輝け、意義ある王位が伝統を輝かせる。』
今回のヘッドライン、「マイル」「輝け」「王位」「伝統」はよく使われるワードなのですが、「輝け」と「輝かせる」と2回入っているパターンは初めてで全体的によく意味が分かりません(苦笑)
そして最も謎なのが「意義ある王位」です。この場合の「意義」の意味は言葉、事柄、行為などが現実にもつ価値。ねうち。多く、重要なものをいうのに用いる。でしょうか。
ここは難しく考えずにシンプルにいきたいと思います。出走馬で「王位」に当てはまるのは「カフェファラオ」ファラオは古代エジプトの王を指す称号です。カフェファラオが勝てば今年のダートマイルG1、芝マイルG1、2つのマイルG1を制覇となり安田記念の伝統を輝かせることになります。
CMサインで「二刀流」をイメージしましたが、「マイルに輝け」と「伝統を輝かせる」と2回輝くを使う事で二刀流をイメージさせているとも考えられます。
安田記念2022サイン 安田伊左衛門サイン考察
今週のイベントの中に東京競馬場のみで行われる「安田伊左衛門生誕150周年記念」のイベントがあります。このイベントから考えられるサインは「150周年」から「15番」、「正150番目」「逆150番目」です。
サイン考察は以上です。今年注目している公式Twitterサインは、私のTwitterでサインを書いています。日本ダービーの考察では「武豊騎手優勝の可能性」をtweetしています。よろしければフォローお願いします。