2022年12月4日に行われる「チャンピオンズカップ」のサイン考察です。
チャンピオンズカップは6頭のアメリカ馬が予備登録していて期待していたのですが、6頭とも来日せず、外国馬の出走なしとなりました。テレビCMが新しくなり今回が4戦目、ここまでの3戦全て外国人騎手が優勝しています。外国馬の出走はなくとも注目は「世界」です。
チャンピオンズカップのサイン考察の前に先週のジャパンカップのサインを少し振り返ります。
ジャパンカップのサイン予想結果は、○ヴェラアズールが優勝、2着シャフリヤールは無印でしたが、△ヴェルトライゼンデが3着でした。良いサインがあった外国馬◎シムミカルは15着、▲オネストは7着でした。完全的中とはなりませんでしたが、サインで注目した「外国人騎手に乗り替わった日本馬」が優勝、エリザベス女王杯に続き1~3着すべて外国人騎手となりました。
ジャパンカップの結果も踏まえ、「テレビCMサイン」「GIヘッドラインサイン」を重視します。これに加えて中京競馬場で行われれているイベントに注目して隠されたサインを解読します。
2022チャンピオンズカップ テレビCM サイン考察
チャンピオンズカップのテレビCMはYouTubeでも見る事が出来ます。
CMの内容は「エリザベス女王杯版」「マイルCS版」「ジャパンカップ版」と同じ、CMラストのレース映像の部分だけが変わっています。以下、CM中のセリフとレース映像の詳細です。
長澤「はるか海を超え、まだ見ぬツワモノ(強者)達がやってくる」
見上「迎え撃つのは、日本の精鋭たち」
2010年エリザベス女王杯 優勝スノーフェアリー3枠6番
長澤「時に世界の強さに脱帽し」
見上「時に世界をねじ伏せる勇姿に胸熱くする」
2009年マイルチャンピオンシップ 優勝カンパニー2枠4番
2018年ジャパンカップ 優勝アーモンドアイ 1枠1番
2001年ジャパンカップダート 優勝クロフネ 5枠9番
長澤「未知なる戦いを」
見上「楽しもう」
二人「HERO IS COMING. チャンピオンズカップ」
2014年チャンピオンズカップ 優勝ホッコータルマエ 4枠8番
CMの内容は同じななので映像の考察は先週と同じですが、サッカーワールドカップが開幕し、日本がドイツを破るジャイアントキリング(大番狂わせ)で日本中が盛り上がり、勝利が期待されたコスタリカに敗れて決勝T進出が危うくなるという天国と地獄がありました。
ドイツ戦勝利後のジャパンカップでも注目していた日本ユニフォームの青(4枠)は馬券圏内に来ていません。このまま使われない可能性も高くなってきていますが、今回CMのラストに使われたホッコータルマエが「4枠」で優勝しているので使われるなかココか、今回も4枠要注意です。
次にCM中のレース映像を考察します。「時に世界をねじ伏せる勇姿に胸熱くする」というセリフの後に流れるダート戦の映像は、レース名称がジャパンカップダート頃に優勝したクロフネです。東京ダート2,100mで2分5秒9という驚異的なレコードで圧勝。まさに世界をねじ伏せたレースでした。
CMを最初見た時は、なぜジャパンカップダートの時の映像使ったのかな?と思いましたが、チャンピオンズカップになってからは外国馬の参戦が殆どありませんし、外国馬が優勝したのは第4回のフリートストリートダンサー1頭だけ。日本馬が圧倒しています。
今回も外国馬の参戦はありませんので、注意すべきは「外国人騎手に乗り替わった日本馬」です。テレビCMが新しくなってからの3戦、エリザベス女王杯:C.デムーロ騎手、マイルCS:D.レーン騎手、ジャパンカップ:R.ムーア騎手と、すべて乗り替わりで日本馬に騎乗した外国人騎手が優勝しています。4戦連続で外国人騎手が優勝は十分あり得ます。
最後にCMラストのレース映像を考察、ホッコータルマエが優勝した2014年のレース。2014年はレース名称がチャンピオンズカップに変わり、開催地も中京競馬場になった時です。開催数は第15回ですが、実質、第1回チャンピオンズカップ、記念すべき第1回の優勝馬となったホッコータルマエは地方開催G1では5勝挙げていたものの、JRAのG1での優勝はこの時が初めてでした。
「初」といえば、今秋のG1優勝馬はすべて「G1初制覇」の馬ばかりです。これが続くとしたら・・昨年の覇者テーオーケインズの連覇は危ういかもしれません。
【テレビCMサイン まとめ】
・注目枠は4枠
・外国人騎手に乗り替わった日本馬は要注意
・G1未勝利馬の激走注意
2022チャンピオンズカップ GIヘッドライン サイン考察
『我が道を貫け、砂の豪傑に強靭な魂が宿る。』
今回のヘッドラインは砂のG1らしいワードの組み合わせです。チャンピオンズカップ、フェブラリーSのヘッドラインでは「砂」「豪傑」「強靭」「魂」など、スピードよりもパワーやメンタルを表わすような言葉がよく使われます。
今回変わった感じがするのは前半の「我が道を貫け」この言葉は「芝とダートの二刀流ではなく、ダート一筋でいけよ」という意味でしょう。
殆どはダート路線を進んできた馬ばかりですが、今年のメンバーでは7歳にして初ダート戦のレッドガランや芝からダートに転向して前走シリウスステークスを制したジュンライトボルトがいます。
これをどう解釈すればいいのか悩みましたが、芝を諦めダートの道に入った馬が来るというサインではないかと思います。これはテレビCMでレース映像が使われたクロフネとも重なります。
先日Twitterに書きましたが、JRAはダート路線の大改革を行うという発表がありました。3歳のダート三冠設立など、3歳のダート路線が大きく変わる改革。ダート路線でも大きな称号が貰えれば、無理に芝レースを使わず、そこを目指す馬が増えると思います。サインは「3歳馬」「ダート転向組」です。
最後にこのヘッドラインを最初に見た時の直感を書きます。「豪傑」⇒「豪」⇒「オーストラリア」テレビCMサインで「外国人騎手に乗り替わった日本馬要注意」と書きましたが、今回騎乗する外国人騎手の一人D.レーン騎手はオーストラリア出身、オーストラリアを拠点とする騎手です。今回騎乗する馬はバーデンヴァイラー、福永騎手から乗り替わりで初騎乗です。戦歴を見るとこの馬は芝でデビュー、2勝クラスで1度芝使ってます。今回のサインに該当するので要注意。
2022チャンピオンズカップ 当日イベント サイン考察
『二所ノ関親方トークショー』
推し馬グランプリにもゲストとして参加中の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)を招いてトークショーを開催!
【元横綱・稀勢の里 プロフィール(Wikipediaより)】
・四股名 稀勢の里 寛
・本名 萩原 寛
・愛称 ハギ、キセノサトン、ニショノン
・生年月日 1986年7月3日
・出身 茨城県牛久市
・備考 第72代横綱、2019年引退⇒年寄「荒磯」襲名⇒2021年「二所ノ関」襲名
誕生日の数字「7」「3」よりも、名前に入っている「二」が要注意。「72代横綱」から注目数字は「7」と「2」
『騎手クラブグッズプレゼントキャンペーン』
日本騎手クラブ関西支部と中京競馬場のコラボキャンペーン。ここでしか手に入らない騎手の直筆サイン入りグッズなどを抽選でプレゼント。
このキャンペーンの賞品A賞の3つに注目!
・池添謙一騎手サイン入り2022シルクロードSレースパネル(メイケイエール)
・藤岡佑介騎手サイン入り2022金鯱賞レースパネル(ジャックドール)
・松山弘平騎手サイン入り2022平安Sレースパネル(テーオーケインズ)
これはテーオーケインズのサインかもしれませんが、この3騎手が出走してきたら要注意です。
サイン考察は以上です。