2020年11月29日に行われる「ジャパンカップ」のサイン考察です。
11月26日(木)の午前10時頃ジャパンカップのG1ヘッドラインが公開されました。この記事ではジャパンカップG1ヘッドラインから読み取れる馬を導きだし、当日イベントに隠されたサインを読み解きます。
ジャパンカップはポスター・テレビCMも公開されており、ポスター・CMサインの記事は投稿済です。そちらの記事も合わせてご覧ください。
2020ジャパンカップG1ヘッドライン サイン考察
今年のヘッドライン考察の前に昨年のジャパンカップのG1ヘッドラインとレース結果を見て、今年のサイン予想に繋げます。
第39回ジャパンカップ GIヘッドライン ※昨年のG1ヘッドラインです。
『直線に刻む芸術、世界に続く蹄跡。』
昨年の優勝馬は、スワーヴリチャード&O.マーフィー騎手、2着はカレンブーケドール、3着はワグネリアンでした。
「直線に刻む芸術」からは、「上がりタイムの速い馬」がイメージできます。昨年のジャパンカップの上がり最速はマカヒキの36.3秒、スワーヴリチャードは上がり2位36.5秒でした。
逃げ・先行の活躍も多いジャパンカップですが、差し競馬になる事を示唆しているようなヘッドラインです。
「世界」はジャパンカップのヘッドラインでよく使われる熟語です。馬名で世界をイメージ出来る馬の出走はなしで、2019年のジャパンカップは史上初めて外国馬の参戦のないジャパンカップとなりました。
結果論にはなりますが、乗り替わりで外国人騎手が騎乗したスワーヴリチャードが優勝、「世界に続く蹄跡」は外国人騎手を指していたように思えます。
そして今年
第40回ジャパンカップ GIヘッドライン
『最強を示せ、頂点から世界への夢を語れ。』
「最強」「頂点」「世界」「夢」G1ヘッドラインではお馴染みの熟語が使われていますね。
「最強」これは言わずもがな、日本の現役競走馬で最強は「アーモンドアイ」で間違いないでしょう。天皇賞(秋)2連覇を達成し、史上初の8冠達成、このジャパンカップがラストランとなります。
気になるのは「示せ」です。アーモンドアイが最強というのは、ここで勝っても負けても揺るがないでしょう。勝てば9冠馬、今年の三冠馬2頭も負かしての勝利となりますから文句なく最強ですが、「夢を語れ」というのが負ける事を示唆しているようにも思えます。
「頂点」という文字があった時、一番に注目すべきところは、馬名の頭文字です。頭文字に濁点が付いている馬=頂点というサインです。登録馬を見ると2頭います。「グローリーヴェイズ」と「デアリングタクト」今年の三冠牝馬デアリングタクトの勝利を後押しするサインと言えます。
今年も使われている「世界」という文字からは「ワールドプレミア」と外国馬の「ウェイトゥパリス」、あとは外国人騎手もイメージできます。気になるのはコロナ禍であるにもかかわらず外国馬が1頭参戦してきた事です。昨年のジャパンカップは史上初めて外国馬が出走しないジャパンカップになりましたから、さすがに2年連続で外国馬無しはマズいだろうという裏事情が伺えます。
コロナ禍の今年こそ外国馬の参戦なしでも当然な状況、そんな中 来日した「ウエイトゥパリス陣営」は無視できませんね。この馬自身だけでなく、同枠馬、隣馬も要注意です。もちろん「ワールドプレミア」も同様に要チェックです。
2020ジャパンカップイベントサイン考察
東京競馬場は指定席限定で来場が認められていますが、従来通りのイベント等は開催されず、ゲストプレゼンターの来場もありません。
各競馬場のイベントはオンラインで開催されています。東京競馬場のイベントを見るとサインが隠れていそうなものがありました。
『第5回東京競馬ウェブ抽選会!』
ジャパンカップ40周年記念フーディーやマグカップなどが総計2,000名様に当たるというイベント。注目はその賞品です。
・ジャパンカップ40周年記念フーディー(歴代優勝馬名を記載!!)
・ジャパンカップ40周年記念マグカップ(当時の優駿のヘッドラインを記載!!)
実際にイベントページを見てもらえれば分かるのですが、この2つの賞品にだけ赤文字の注意書きがあります。
この賞品に隠されたサインは、「歴代の優勝馬」と「ヘッドライン」と「40周年」です。
歴代の優勝馬は、もう1つのイベントにも関係してきます。
マグカップにヘッドライン記載、今年のヘッドラインも注意しろというサインと考えてよいでしょう。
40周年のメモリアルレース「4番」「10番」「40番目の馬」に注意です。
『おめでとうキタサンブラック!顕彰馬選定記念特設サイトオープン』
このサイトは10月24日から公開されているので、天皇賞(秋)の時もこのイベントに注目していました。
キタサンブラックは2017年の天皇賞(秋)優勝、鞍上は武豊騎手、その時のゼッケンは「4枠7番」でした。
今年の天皇賞(秋)優勝は7枠9番アーモンドアイ、2着は5枠6番フィエールマン、3着は6枠7番クロノジェネシスでした。
キタサンブラックと同じゼッケン「7」を付けたクロノジェネシスが3着。キタサンブラックが優勝した時に付けていたゼッケンがサインかもしれません。
キタサンブラックは2016年のジャパンカップで優勝、その時のゼッケンは「1枠1番」鞍上は武豊騎手でした。翌年のジャパンカップにも出走していますが惜しくも3着、ゼッケンは「2枠4番」でした。
前述した「ジャパンカップ40周年記念フーディー」には歴代優勝馬名が入っています。キタサンブラック優勝時のゼッケン「1枠1番」に入った馬は要注意です。
サイン考察は以上です。
先に投稿したテレビCMサイン、ポスターに、この記事のヘッドライン、イベントと注目すべき数字・枠が出てきました。それらの枠にどの馬が入るのか枠順発表を待ちましょう。