2021年5月2日に行われる「天皇賞（春）」（以下 春天）のサイン考察です。
京都競馬場が改修工事中の為、今年は阪神競馬場で行われる春天、当初は指定席のみの観戦だったものの、緊急事態宣言の発令により無観客競馬となりました。
この緊急事態宣言により予約販売されていた指定席の払い戻しもあったようです。連休中の競馬観戦、当選してた方は悔しい思いをしているでしょう。
さて、春天サイン、今回は「天皇賞（春）ポスターサイン」「テレビＣＭサイン」「Ｇ１ヘッドラインサイン」の３つで考えます。加えて最近のトレンドである「ウマ娘」のサインも考察します。
2021天皇賞（春）ポスター サイン考察
天皇賞（春）はプロモーションキャラクター版のポスターが制作されています。昨年の優勝馬の映るポスターよりもプロモーションキャラクター版のポスターのほうがサインは強力、ここに隠されたサインを考察します。
まず、ポスター全体の色「紫」これは天皇賞でよく使われる色で毎年お馴染み、天皇賞（秋）でもよく使われます。格式高いレースを表すように礼服を着用していますが・・松坂桃李さんだけがノーネクタイです。シャツの色は「青」これがサインかもしれません。「青＝４枠」注意です。
他に気になった点は描かれている馬２頭、右側の馬はメンコしています。ブリンカーではなくタダのメンコに見えますが・・ ブリンカー着用の馬を示すサインかもしれません。
左側の馬は騎手の勝負服に注目！色は分からないものの胴の模様は鋸歯型です。昨年の優勝馬が描かれているのかも？と思いましたが、昨年の優勝馬はフィエールマン、サンデーＲの馬でこの模様ではありません。
これは、この勝負服の馬が好走するというサインかもしれません。Ｇ１の出馬表は勝負服も表示されます。鋸歯型の勝負服の馬は要注意です。
2021天皇賞（春）テレビＣＭ サイン考察
天皇賞（春）のテレビＣＭは、４月１６日より公開されています。同日にNHKマイルカップ版のＣＭも公開されました。この２つＣＭの内容は全く同じで最後のレースタイトル部分だけが違います。
このＣＭのポイントは、馬ではなく騎手に注目しているところです。ＣＭタイトルは「#55 騎手って！」HOLIDAYS MEMO #55「ジョッキーは、アスリート。」馬だけじゃなく騎手も見て！というメッセージが感じられます。
前述したポスターサインでも「勝負服」が浮上していますし、天皇賞（春）のサイン予想は騎手が最重視ポイントになるかもしれません。
ＣＭ中の柳楽優弥さんは、馬上での騎乗姿勢について中川さんに指導しています。騎手の騎乗スタイルは色々な意見がありますが、私が思う騎乗姿勢のキレイな騎手は武豊騎手とルメール騎手、ＣＭ中でも言っている背中がピーンと伸びたキレイな姿勢は芸術品です。
あと気になるのは「色」ですね。騎乗マシーンの黄色はかなり目立ちます。中川さんの上着も単色の黄緑、「黄＝５枠」「緑＝６枠」に入った馬は要注意です。
最後に「ウマ娘」関連、最近良くも悪くも話題沸騰のウマ娘ですが、今春のＧ１の結果からウマ娘はサインになっているとみて良さそうです。そもそも現在のテレビＣＭのコンセプトが「競馬初心者」ですから、ウマ娘で競馬を知った人＝競馬初心者と考えられるでしょう。
私が思うウマ娘サインは、「ウマ娘に登場する冠名・馬名」「競馬初心者でも買いやすい馬券の組み合わせ」です。先日、アプリのウマ娘で追加された「カレンチャン」の「カレン」は冠名です。今回のウマ娘サイン該当馬はカレンブーケドールです。
2021天皇賞（春）Ｇ１ヘッドライン サイン考察
第１６３回 天皇賞（春）
『孤高の魂を誇れ、春の盾こそ王者の勲章だ。』
今回のＧ１ヘッドラインで一番気になったのは「孤高の魂」です。「孤高」の意味を調べると、”自身の考えや信念を貫き、ただ一人でその道を突き進む事” 名誉や誇りといったものを重視する姿勢から周囲が気高さを感じるという形容に用いられることも、とあります。
そんな馬いる？？
というのが率直な感想ですが、戦歴で言えばメロディーレーンは、小柄の牝馬でありながら長距離路線をひた走っているので孤高の魂と言えるかも知れません。が、ピンときません。
もう少し深堀りすると「孤高」とは、芸術家や指導者の形容として使われる事が多い言葉です。その観点で見ると該当するのが「アリストテレス」、馬名の意味は人名よりとしか書かれていませんが、古代ギリシアの哲学者アリストテレスからつけられた馬名だと思います。
哲学者アリストテレスなら孤高の魂と言われてもしっくりきます。今回のプレゼンターが指している馬の筆頭はアリストテレス、２番手にメロディレーンが考えられます。
サイン考察は以上です。以上の考察を踏まえ、土曜日にサイン予想記事を投稿する予定です。
