宝塚記念2023サインテレビＣＭに隠された謎を考察

2023年6月25日に行われる「宝塚記念」のサイン考察です。

上半期のＧ１を締めくくるグランプリ宝塚記念、野球でいうところのオールスター戦ですが、冬のグランプリ有馬記念と比べると若干盛り上がりに欠ける感じはありますね。なんにせよ宝塚記念が終われば秋までＧ１は無し、ビシっと的中させて締めくくりたいと思います。

宝塚記念のサイン考察の前に前回のＧ１「安田記念」のサインを少し振り返ります。

サイン予想本命馬◎ソングライン優勝！　◯シュネルマイスター３着、△セリフォス２着という結果、人気サイドの決着ではありますが、ソダシ、ジャックドールを完全に消し、８着に終わりましたが見せ場を作ったウインカーネリアンに印を打てたあたり、会心の予想だったと思います。

この結果も踏まえ、宝塚記念で重視するサインは「テレビＣＭサイン」「ＧＩヘッドラインサイン」「ＧＩ名馬かるたサイン」この３つです。春のＧ１シリースこの考察で名前を挙げた馬が好走しました。宝塚記念でも要注意！

2023宝塚記念テレビＣＭサイン考察
2023宝塚記念ＧＩヘッドラインサイン考察
2023宝塚記念ＧＩポスターサイン考察
2023宝塚記念ＧＩ名馬かるた、公式Twitter サイン考察

2023宝塚記念テレビＣＭサイン考察

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ＣＭタイトルは『脚質トーク』篇宝塚記念、この春のＧ１シリーズで使い続けられたＣＭです「天皇賞（春）」「NHKマイルC」「ヴィクトリアマイル」「オークス」「安田記念」とＣＭの内容は同じ、ラストのタイトルコールとレース映像だけが違います。以下、CM中のセリフとレースの詳細です。

佐々木「ヒーローにも得意な脚質ってのがあるんですよ」

佐々木「例えば」（指を１本立てる）

見上「ハイ！」（手を挙げる）

見上「スタートから先頭に立って、そのままゴールする！」

見上「逃げ切り！」（指を１本立てる）

佐々木「そう」

見上「でねでね逆に」

見上「直線で追い抜いて勝つのが」

佐々木「差し切り」

見上「はぁ～」

見上「それぞれ個性があってホント面白いですよね」

佐々木「だね」

長澤「うぉぉぉぉぉぉぉ」

長澤「タコライス一番乗り！」

見上「差し切り？」

佐々木「ですね」

全員「HERO IS COMING. 宝塚記念」

1998年宝塚記念優勝サイレンススズカ８枠１３番

このＣＭの考察はコレで最後になると思います（秋は別のＣＭに変わるはず、はず）CM中のセリフやこれまでのＧ１の結果を踏まえ、注目枠は「１枠」と「８枠」、注目馬番は「８番」「１１番」です。

「１枠」や「１１番」は、ＣＭ中の佐々木さん見上さんの行動（指を１本立てる）からイメージ出来る数字であり、「８枠」「８番」はこのＣＭで一番違和感のある「タコライスの屋台」からイメージ出来る数字です。宝塚記念でもこの枠に入った馬は要注意です。

そして今回一番の注目ポイントはＣＭラストの映像でサイレンススズカのレースが使われたところです。これが中々意味深で、ここでサイレンススズカを使う事でもう１頭の名馬が強くイメージできます。

その馬はライスシャワー。

サイレンススズカは宝塚記念を優勝し、念願のＧ１初制覇。さらなる飛躍を期待されましたが、その年の天皇賞（秋）のレース途中で故障を発生、予後不良となりました。

ライスシャワーは1995年の宝塚記念のレース途中で故障を発生、予後不良となりました。ライスシャワーはこの年の天皇賞（春）で２年ぶりの復活Ｖ、ファン投票１位に選ばれ宝塚記念出走でした。

ファン投票１位というのは、サイレンススズカも同じ、Ｇ１未勝利でしたが重賞３連勝、前走金鯱賞の圧勝があり堂々の１位でした。

この共通点からサインは「ファン投票１位」かな？と思いました。今年のファン投票ダントツの１位イクイノックスを指すサイン・・　それもあると思います。

しかしながら私が注目したいのは隠されたもう１つのサイン、ＣＭで「タコライス」を使いライスシャワーをイメージ、タコの足の数「８」、サイレンススズカが優勝した「８枠」１３番、ライスシャワーがゴールに辿り着けなった「８枠」１６番、ＣＭラストでサイレンススズカを使う事で「８枠」が強烈に浮かび上がります。

2023宝塚記念ＧＩヘッドラインサイン考察

第64回宝塚記念阪神競馬場・芝2,200メートル

『想いを託せ、貫いた信念が夢に届く。』

今回のヘッドラインは、いわゆる強者、ＧＩ馬を指していないように思えます。

例えば2021年の宝塚記念のヘッドラインは『選ばれし勇者の舞台に一流の矜持が映える』でした。いかにも強者が勝つと思えるヘッドラインです。結果はクロノジェネシスが優勝し連覇達成、ファン投票１位＆１番人気に応えました。

今年の宝塚記念は、ファン投票１位でダントツ１番人気が予想されるイクイノックスが出走します。今年のヘッドラインからイクイノックスがイメージ出来るでしょうか？このヘッドラインからはさすがに厳しいでしょう。「想いを託せ」「夢に届く」からもっと格下の馬、いつも善戦しているのに優勝出来てない馬、ＧＩ未勝利馬を指しているように思えます。

Ｇ１未勝利のいわゆる善戦マン、これに該当する馬は何頭かいますが、筆頭はディープボンドでしょう。昨年の宝塚記念にも出走しハナ差４着、天皇賞（春）３年連続２着（今年も２着）、2021年有馬記念２着、いつも頑張っているのにあと１歩届かない、テレビＣＭのラストでサイレンススズカの宝塚記念が流れますが、その年の２着ステイゴールドのような馬です。今年のヘッドラインが見事に当て嵌まりますね。

Ｇ１未勝利の善戦マンを他に挙げるならば、ダノンザキッド、ユニコーンライオン、モズベッロなど、イクイノックスの相手は他のＧ１馬ではなくＧ１未勝利馬が来る！？

今回のヘッドラインに隠されたサイン、最も注意すべき馬はディープボンドです。