2021年12月26日に行われる「有馬記念」のサイン考察です。
有馬記念は、その年の世相が結果が現れると言われているレースです。一番有名な例が世界同時多発テロが起こった２００１年。
アメリカのワールドトレードセンターにジャンボジェットが突っ込む映像は世界中に衝撃を与えました。その年の有馬記念の結果は優勝マンハッタンカフェ、２着アメリカンボス、アメリカの大事件を現すような結果となったのです。
このような事例がいくつもある為、有馬記念だけはサイン馬券を考える人が急増します。それは「世相馬券」とも呼ばれるもので、今年は◯◯が起こったから◯◯が来るというものです。
私も有馬記念の世相馬券は毎年考えていますが、世相だけで予想はしません。あくまでもサインの１つ。今年のＧ１の傾向から有馬記念は「テレビＣＭサイン」「ポスターサイン」「Ｇ１ヘッドラインサイン」「ウマ娘サイン」と「世相馬券・時事ネタサイン」この５つのサインを予想に繋げます。
「テレビＣＭサイン」「ポスターサイン」はすでに投稿済み、この記事のサイン考察も是非ご覧ください。
この記事では「世相馬券・時事ネタサイン」を書きますが、候補がいくつもあるので、私が馬券になりそうと思っている順番で書きます。
- 第１位『東京オリンピック2020開催』
- 第２位 『メジャーリーグ 大谷翔平選手 満票でMVP』
- 第３位 『流行語大賞』
- 第４位 『今年の漢字』
- 第５位 『ウマ娘』
- 2021有馬記念 世相馬券・時事ネタサインまとめ
第１位『東京オリンピック2020開催』
本来ならば２０２０年夏に開催されていた東京大会が新型コロナウイルスの影響で１年延期、今年の夏に開催されました。例年ならばオリンピックイヤーは金メダリストが中山競馬場に来場しプレゼンターを務める等イベントがありますが、
現在は新型コロナウイルス感染予防でイベントは自粛中、昨年もプレゼンターを務めるゲストの来場はありませんでしたが、今年もありません。
東京オリンピック、日本は過去最高となる２７個の金メダル、銀１４個、銅１７個、合計５８個のメダルを獲得しました。開催期間中は毎日メダル獲得のニュースが流れ、メダルラッシュの大会だったと思います。
私が一番印象に残っているのは「卓球」混合ダブルスで水谷・伊藤ペアが決勝で中国に勝って金メダルですが、印象というのは個人差があり、プレゼンター来場でもない限り断定することは出来ません。
サインになるとすれば「金（ゴールド）」と金メダル獲得数「２７」このあたりが有力候補。馬名や馬主に「金」が入っている馬、馬連「２－７」枠連「２－７」などです。
オマケで馬名の意味ならタイトルホルダーがオリンピックを連想させるかなと思います。
第２位 『メジャーリーグ 大谷翔平選手 満票でMVP』
オリンピックイヤーじゃなければ、大谷選手が世相馬券の候補ナンバー１でした。
本塁打王には一歩及ばなかったものの、打者と投手の二刀流としてシーズン完走、打者としては打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁、投手としては９勝２敗、防御率3.18、156奪三振という活躍。アメリカンリーグ最優秀選手(MVP)だけでなく多くの賞を受賞しました。
コロナ禍でなければＪＲＡからジャパンカップか有馬記念のプレゼンターの打診があったと思います。プレゼンターとして来場があればほぼ確定だったのですが・・
サインとして有力なのは背番号「１７」、チームカラーの「赤」です。
有馬記念はフルゲートでも１６頭なのでゼッケン「１７」はどう転んでもありません。考えられるサインは、馬連「１－７」、枠連「１－７」、数えて１７番目＝フルゲートなら１番というパターン。
プレゼンターとして来場していればプロフィールも有力だったので一応紹介
【大谷翔平 プロフィール】
出身地 岩手県
生年月日 １９９４年７月５日
2013~2017 北海道日本ハムファイターズ 背番号「１１」
2018~ ロサンゼルス・エンゼルス 背番号「１７」
第３位 『流行語大賞』
流行語大賞は選ばれたワードに賛否が分かれる年もありますが、そのワードで流行ったものが大体分かります。
年間大賞に選ばれたのは「リアル二刀流／ショータイム」でした。これは大谷翔平選手の活躍でよく使われたワード。実際に使われたかは微妙なところですがショータイムは情報番組等でよく聞きました。
TOP１０入りした残り９個は「うっせぇわ」「親ガチャ」「ゴン攻め／ビッタビタ」「ジェンダー平等」「人流」「スギムライジング」「Ｚ世代」「ぼったくり男爵」「黙食」
TOP10入りにはなりませんでしたがノミネートされたワードの中には「ウマ娘」もありました。
第４位 『今年の漢字』
「今年の漢字」は今年１年の世相を漢字ひと文字で表すものとして、毎年 京都の清水寺で発表されています。
今年は２２万３０００通あまりの応募の中から最も多い１万４２２票を集めた「金」の文字が選ばれました。「金」が選ばれたのは平成２８年以来４回目。選ばれた理由として考えられるのは、東京オリンピックで日本人選手が多くの金メダルを獲得したこと、大谷翔平選手のＭＶＰ、将棋の藤井聡太さんの史上最年少で四冠など格界で金字塔が打ち立てられた事、新型コロナウイルスの影響で休業支援金や給付金などお金にまつわる話題が多かった事が考えられます。
協会の発表では２番目に多かった漢字は１万３０４票を集めた「輪」で１位の票差は過去最も少ない１１８票でした。
今年の漢字からも２０２１年の世相として多くの人が印象に残っているは「東京オリンピック」と「大谷翔平選手」という事が分かります。
第５位 『ウマ娘』
今年起こった出来事で忘れてはいけないのは「ウマ娘プリティーダービー」のリリースです。流行語大賞にノミネートされるほどの大ヒット。ウマ娘の影響でリアルの競走馬のファンが増え、競馬を始めた人も増えたと言われています。
当ブログでは春の高松宮記念から「ウマ娘サイン」を追い続けていました。実際Ｇ１レースでは高松宮記念から秋のマイルチャンピオンシップまでウマ娘サインは発信されていたと思っています。
そんな年の有馬記念、ウマ娘サインが出現する可能性はかなり高いとみています。そのポイントとなるのは「キタサンブラック」です。
有馬記念に登録している「エブリワンブラック」はキタサンブラックの全弟、馬主はDMMドリームクラブ。DMMはアプリ「ウマ娘プリーティーダービー」のPC版を配信しています。
ただ１つ問題なのが「エブリワンブラック」は除外対象になっています。もし出走が確定したなら、エブリワンブラックがどの枠に入るか注目です。同枠馬・隣馬の好走を教えるサイン馬になる可能性あります。
2021有馬記念 世相馬券・時事ネタサインまとめ
世相馬券・時事ネタサイン考察は以上です。まだいくつか候補はありますがキリがないので５位までに絞りました。世相馬券として有力なのは「東京オリンピック」と「大谷翔平選手」ですが、それをどのように予想（馬券）に繋げるか、すべてのカギは枠順が握っています。
近年の有馬記念は、「有馬記念公開枠順抽選会」をライブ配信しています。公平な抽選で枠順を決めているという運営側のアピールの１つなのですが、例年通りの抽選方法なら操作出来る可能性を秘めています。
今年の抽選会ライブ配信は１２月２３日（木曜）の１７時から、この抽選会は必見です。
