2024年3月24日に行われる「高松宮記念」のサイン考察です。
いよいよ春のＧＩシリーズ開幕です。高松宮記念は春のスプリント王を決める芝1200ｍの短距離戦、中京競馬場で行われます。中京競馬場で行われれるＧＩは２つありますが（高松宮記念とチャンピオンズＣ）ローカル競馬場の数少ないＧＩという事で当日イベントにもかなり力を入れています。今年は表彰式プレゼンターとして俳優の伊藤英明さんが来場します。従来のサインも重要ですが中京競馬場のある愛知県は地元贔屓がスゴイ土地柄な為、当日イベントサインもかなり重視します。
今回考察するサインは「テレビＣＭサイン」「ＧＩヘッドラインサイン」「プレゼンターサイン」「ＪＲＡ７０周年サイン」「ＧＩ名馬かるたサイン」の５つです。
- 2024高松宮記念 テレビＣＭ サイン考察
- 2024高松宮記念 ＧＩヘッドライン サイン考察
- 2024高松宮記念 プレゼンター 当日イベントサイン考察
- 2024年ＪＲＡ７０周年サイン考察
- 2024高松宮記念 ＧＩ名馬かるたサイン考察
2024高松宮記念 テレビＣＭ サイン考察
高松宮記念のＣＭはYoutubeでも見る事が出来ます。
ＣＭのタイトルは「HEROの見つけ方」篇 高松宮記念です。おそらく高松宮記念から皐月賞まではこのＣＭが続くと思います。以下CM中のセリフとレースの詳細です。
見上「競馬初めての友達に聞かれたんですけど」
長澤・佐々木「ん？」
見上「ヒーローって、どうやって見つけるの？って」
長澤「そんなの、簡単、簡単」
佐々木「そうそう」
長澤「奇跡的に美しいお姿がたまらん、とか」
ソダシ 2021年 桜花賞優勝「２枠４番」
佐々木「インパクトの強い名前にどハマりした、とか」
オレハマッテルゼ 2006年 高松宮記念優勝「６枠１１番」
長澤「派手な走りっぷりにハート鷲掴み、とかとか」
パンサラッサ 2022年 天皇賞（秋）２着「２枠３番」優勝はイクイノックス
佐々木「とにかく、まず見て」
長澤「そして、感じたままに」
見上「見て、感じたままに」
長澤・佐々木「ままに～」
三人「おいでよ！HERO IS COMING. 高松宮記念」
ロードカナロア 2013年第43回高松宮記念優勝
まずは３人の服装から、長澤さんが「白」佐々木さんが「ピンク」見上さんが「水色」、枠でいえば「１枠」「８枠」「４枠」となりますが、最近はＣＭでの服の色は馬券に繋がっていないような感じがするので、あまり重視せず、とりあえずチェックという程度にとどめます。
一番の注目ポイントはレース映像が使われた２００６年高松宮記念優勝馬オレハマッテルゼと優勝ゼッケンの「１１番」高松宮記念のＣＭでうし、馬名とゼッケンがアップになりＣＭのセリフにもあるようにインパクトがあります。
優勝時オレハマッテルゼの鞍上は柴田善臣騎手でした。柴田善臣騎手といえばキングヘイローでも高松宮記念を制しています。キングヘイローは別のサインでも浮上する馬なので、もしかするとオレハマッテルゼのサインは柴田善臣騎手を指しているのかもしれません。当日の騎乗は要チェックですが、最重視は１１番に入った馬です。
ＣＭラストの過去の優勝馬の映像は「メモリアルヒーロー」に選ばれた馬の映像が使われるようです。フェブラリーＳ版の時に左下に優勝年と馬名は入るようになり今年から変わったなと注目していたのですが、高松宮記念ででロードカナロアの映像、すでに公開されている大阪杯版でキタサンブラックの映像が使われているので確定です。このサインについては「ＪＲＡ７０周年メモリアルヒーローサイン」として今年の有馬記念まで追いかける予定です。
2024高松宮記念 ＧＩヘッドライン サイン考察
第54回 高松宮記念 中京競馬場 芝1,200メートル
『一瞬の夢を見逃すな、心ときめく最速の風が吹く。』
今回のヘッドラインは、例年とは違う印象を受けました。「一瞬」「夢」「最速」「風」というワードは他のＧＩは短距離ＧＩではよく使われるワードで特に「一瞬」は昨年、一昨年のヘッドラインでも使われています。
例年と違うと思ったのは「一瞬の夢」と「心ときめく」です。
短距離ＧＩでは決着までの時間が早い事から、その一瞬を見逃すな的なワードはよく使われます。しかし、今回は「一瞬の夢を見逃すな」です。私的にはあまり良い印象は受けません。一瞬の夢と言われると「一瞬勝ったかと思った」という感じ、結局は負けたんだが見せ場を作ったという風に感じます。
次に「心ときめく」ですが、これは胸がドキドキする、ワクワクする、心が弾む等の意味があります。短距離戦で胸をときめかせている時間どこにあるの？ってツッコミたくなる一文なのですが、この２つのワードからある１つの答えを導きだせます。
それは2020年の高松宮記念です。
まだ記憶に新しいレースですが、このレースのゴール前２００ｍを見て下さい。私が「答え」と言っている意味が分かると思います。
何が勝ったのか一瞬分からないドキドキのゴール前、そしてゴール後に「審議」のランプが灯ります。審議対象の馬券を持っている人はドキドキとワクワクが止まらなかったでしょう。
この審議の結果、１位入線したクリノガウディは進路妨害をしたとして４着に降着し、モズスーパーフレアが優勝、最後に飛び込んできたグランアレグリアが２着となりました。
一瞬夢を見たクリノガウディ＆和田騎手、最速の末脚を使うも優勝には届かなかったグランアレグリア＆池添騎手、優勝したのはモズスーパーフレアなのにあまり印象に残っていないレースです。
長くなりましたが、これが今回はヘッドラインの答えとするならば、特別登録に名前のあるクリノガウディの出走がカギとなります。現在のところ高松宮記念は除外対象です。もし出走してきたら激アツでしが、除外されても日曜日の他のレースに出走する可能性ありクリノガウディが今週出てきたら注目です。
2024高松宮記念 プレゼンター 当日イベントサイン考察
『伊藤英明さん来場！』
映画、ドラマなどで大人気の伊藤英明さんを招き、高松宮記念の表彰式＆トークショーを行います。
表彰式：１５時５０分頃から 芝コース
トークショー：１６時３５分頃から ウイナーズサークル
公式発表は顔写真とこれだけでプロフィール等はありません。
【伊藤英明 プロフィール（Wikipediaより）】
旧芸名 阿部純大（あべ じゅんた）
生年月日 １９７５年８月３日
出身地 岐阜県岐阜市
代表作「白い巨塔」「海猿」
プレゼンターに抜擢されたのは「岐阜県出身」が大きいと思います。愛知県の隣で笠松競馬場もある岐阜県は東海地方いわは地元です。注目すべき点は誕生日の数字「８」と「３」誕生日馬券となる「３－８」も注意です。
伊藤英明さんの出演作はたくさんあるのですが、競馬関連となればフジテレビの「海猿」が一番有名な代表作だろうと思います。「海猿」からイメージできる馬がいたら要注意です。
最後に名前の「英明」も気になっています。プロモーションキャラクターの佐々木蔵之介さんは本名を公表していて佐々木秀明です。漢字は違うものの「ひであき」繋がり、ＪＲＡの騎手にも「ひであき」がいます⇒幸英明騎手、想定騎手に幸騎手の名前はありませんが、当日中京競馬で騎乗がある場合は要チェックです。
『メイケイエール引退式』
ＪＲＡ重賞６勝を挙げたメイケイエールの引退式を実施します。
イベントページのメイケイエールの画像は中京競馬場で騎手は青帽でバックが赤のゼッケン「５」これは中京で行われたセントウルＳ１着の時の画像だと思います。
重賞６勝しているものの、ＧＩでは人気を裏切り続けてきた馬です。その馬の引退式を大々的にやるというところに地元贔屓が感じられます。今年の高松宮記念がラストランと発表、レース後に引退式となると、本気度MAXと見るべきなのですが、ピークは過ぎたと思われる牝馬がラストランで優勝出来るほど短距離ＧＩは甘くありません。ココはメイケイエールがどこに入るか注目、同枠馬か隣馬の激走注意です。
2024年ＪＲＡ７０周年サイン考察
今年はＪＲＡ７０周年のメモリアル、１年を通して「７０」はサインになると思います。「７番」「７枠１０番」「正逆７０番目」など該当数字に入った馬は要注意です。
さらに注目は「メモリアルヒーローサイン」メモリアルヒーローとは昨年ＪＲＡが実施したファン投票でその投票結果から各ＧＩレースおメモリアルヒーローを選出しています。選出された馬は、ＧＩ当日の１０Ｒでその馬名の入ったレースを開催、テレビＣＭのラスト映像もその馬で、おそらく公式Ｘで紹介される優勝馬もその馬になると思います。
と、なればメモリアルヒーローに選ばれたその馬がサインになると考えられます。高松宮記念のメモリアルヒーローは「ロードカナロア」です。
このサインは上記記事で有馬記念まで追いかける予定です。今回のロードカナロアからは、まずは優勝時ゼッケン「６枠１１番」ここにどの馬が入るか注目！次に前年も出走していて負けているという点、該当馬がいないか要チェック。
2024高松宮記念 ＧＩ名馬かるたサイン考察
2023年から注目している「ＧＩ名馬かるた」は2024年でもサインを発信していると考えられます。今年最初のＧＩフェブラリーＳで描かれたのはメイセイオペラで、そのメイセイオペラ優勝時に付けていたゼッケン「５枠９番」をつけたペプチドナイルが優勝、漫画内では「水」に関するエピソードが描かれ、水からナイルも想像できました。
今年も無視出来ない名馬かるたサインですが、発表されるのがＧＩ当日の１０時頃と遅い為、このサインは私のＸ（Twitter）で考察しています。よろしければフォローお願いします。
https://twitter.com/sign_keiba
サイン考察は以上です。
