2018年12月23日に行われる「有馬記念」のCMサイン考察です。
いよいよ有馬記念、今年を締めくくるG1レースと言っても過言ではありません。ホープフルSがG1になり今年ラストのG1ではないのですが、やはり1年の締めは有馬記念という思いが強いですね。
その有馬記念のテレビCMは11月30日に公開されています。競馬番組等のCMでも流れますからすでに見た方も多いと思います。
まだ見ていないという方はまずは下の動画でCMをご覧ください。
[You Tubeより]
以下、CMのセリフを書き起こしました。
#今年は
高畑「今年は、クリスマスイブのイブが・・有馬記念です」
柳楽「よかった~ ずれてホントよかった」
松坂「連日イベントというのも大変でしょう?」
柳楽「でも、有馬の後の気分次第じゃプレゼントも変わってくるかもよ」
土屋「あげる人いるんですか?」
柳楽「いるよ」
松坂「一昨年の今頃は有馬と言われても」
高畑「ピンときませんでした」
土屋「去年、初めて有馬を見ました」
柳楽「見ちゃいました」
土屋「で、今年の有馬です」
高畑「だ~ もう来た」
松坂「どうしますか?」
高畑「今年も見ます」
土屋「今年も見ます」
柳楽「絶対見ます」
松坂「を、祝して・・」
一同「かんぱーい」
HOLIDAYS MEMO #34「有馬から有馬までが、早い!」
CMの舞台は、どこかのパーティ会場でしょうか。4人が横並びに座り、有馬記念の思いを語っているというCMです。
私の第1印象「最後の晩餐」みたいだなと思いました。人数は4人ですが、横並びに座っている感じが最後の晩餐みたいに見えました。
次にセリフ、セリフからまず思ったのが「4歳馬」です。”一昨年の今ごろは有馬と言われても”のくだりを馬に当てはめてみると
一昨年(2歳)、有馬と言われてもピンとこない
昨年(3歳)、クラシックで活躍し夢の有馬記念出走
そして今年(4歳)も有馬記念に!
これに該当する馬が1頭いたのですが・・
スワーヴリチャード有馬記念回避!
非常に残念です。
回避の理由が「詰まったローテーションを考慮して」とのこと。それほど詰まってるようには思えないのですが、陣営の決めた事仕方なし。
登録されている4歳馬は他にもますが、昨年の有馬記念には出走していません。
そこで視点を変えて、「昨年初めて有馬記念に出走した馬」に注目。一昨年までは、戦績が安定せず伸び悩んでいた、昨年大躍進、賞金を加算し初めて有馬記念に出走できた。そして今年も有馬に! と、いう馬がいないか探しました。
サクラアンプルールがこれに該当します。
今年7歳の牡馬、一昨年までは準オープンでくすぶっていた馬、昨年の春、中山記念2着、夏は札幌記念優勝と大躍進し有馬記念出走も最下位。今年は勝利はないものの日経賞3着、函館記念2着と活躍。7歳馬ですが、この馬は中山巧者なのは明確、一発あるかもしれません。
セリフから、もう1つ気になるところがあります。
「今年は、クリスマスイブのイブが有馬記念」
クリスマスイブのイブ=12月23日=天皇誕生日 です。
CMでは有馬記念観戦を祝して乾杯という流れですが天皇誕生日を祝っているという見方も出来ます。
天皇陛下譲位が決定しており、今年は「平成最後の有馬記念」でもあります。
これは「天皇賞」に関連する馬が来るというサインかもしれません。
登録馬で「天皇賞馬」は1頭だけ
レイデオロ
キタサンブラックは引退、今年の天皇賞(春)を勝ったレインボーラインも引退。今年の天皇賞(秋)を勝ったレイデオロが現役馬唯一の天皇賞馬です。
レイデオロは有馬記念ファン投票も1位ですから、1番人気になるのは必至。ファン投票1位の馬の勝率はかなり高いですから、この馬を消すのは危険でしょう。
CMサイン考察は以上です。