2021年11月14日に行われた「エリザベス女王杯」のサイン回顧です。
第46回エリザベス女王杯、優勝したのは10番人気アカイイトでした。
1着 8枠16番 アカイイト(10番人気)
2着 3枠5番 ステラリア(7番人気)
3着 1枠2番 クラヴェル(9番人気)
優勝馬だけでなく2着3着も人気薄で3連単の払い戻しは3,393,960円の大波乱となりました。今年のG1で上位人気が1頭も馬券に絡まなかったのは初めてです。
当ブログでは、高松宮記念以降のG1レースで「ウマ娘サイン」が発信されていると考えて、馬券の組み合わせは競馬初心者でも的中させやすいもの、上位人気が全て飛ぶ大波乱は起こらないと唱えてきました。
継続していた「ウマ娘サイン」が崩れましたが、それを崩したのも「ウマ娘サイン」に該当する馬、加えて2着3着の人気薄馬は「染め分け帽サイン」に該当していました。
もう終わったレースではありますが、今後に繋がるかもしれないので、エリザベス女王杯のサインを振り返ります。
今回3着内に入った馬を示すサインは2つあります。
優勝馬が該当していたのは「ウマ娘サイン」
「ウマ娘サイン」については、過去のレースとは大きな違いが出ています。それがJ◯Aの阪神競馬場のページにある画像です。
これは結果論であり、ただのこじつけと言われても仕方ないのですが、この画像もサインだったかもしれないと思いました。
エリザベス女王杯は17頭立てで8枠だけが3頭です。その3頭の真ん中、つまりセンターがアカイイトでした。
そして隣がゴールドシップ産駒のウインキートス。上記のサイン考察記事で名前を挙げていますがサイン該当馬はリュヌルージュとウインキートスの2頭しかいませんでした。この馬自身の激走と隣馬に要注意と書いています。
今秋のG1では、ウマ娘サイン該当馬の隣馬が馬券に絡んでおり、このサインはまだ継続中と言えます。
メルマガで発表した私の予想印は、8枠15番のウインキートスに◯を付けましたが、16番のアカイイトは無印、穴馬として14番のロザムールに印を打ちました。テレビCMサインを重視しましたが、そのサインは不発に終わりました。
ただし、このサインはマイルチャンピオンシップでも使われる可能性あります。マイルチャンピオンシップの考察記事をご覧ください。
2着3着馬が該当していたのは「染め分け帽サイン」
エリザベス女王杯の出馬表を使って解説します。
1枠1番 レイパパレ (有)キャロットファーム
1枠2番 クラヴェル (有)キャロットファーム 染め分け帽着用
2枠3番 アカイトリノムスメ
2枠4番 イズジョーノキセキ
3枠5番 ステラリア (有)社台レースホース
3枠6番 ランブリングアレー (有)社台レースホース 染め分け帽着用
4枠7番 シャムロックヒル (有)社台レースホース
4枠8番 テルツェット
5枠9番 ウインマリリン ㈱ウイン
5枠10番 ムジカ
6枠11番 ソフトフルート
6枠12番 デゼル (有)社台レースホース
7枠13番 リュヌルージュ
7枠14番 ロザムール
8枠15番 ウインキートス ㈱ウイン
8枠16番 アカイイト
8枠17番 コトブキテティス
複数出走させていた馬主の名前も入れました。社台RHは4頭出しでした。1枠と3枠が同一馬主2頭の枠、その枠の外側の馬が染め分け帽着用となります。
染め分け帽サインの該当馬は、染め分け帽着用馬自身とその隣馬です。
このサインを10数年見続けてきた私の経験では、染め分け帽着用馬のほうがよく馬券に絡んでいる印象がありますが、その隣馬がまったく来ないというわけではありません。染め分け帽着用馬とその隣馬が1着2着だったというパターンも結構あります。
直近ではオールカマー、ウインマリリンとウインキートスが同枠に入り1着2着でした。
今回の場合、染め分け帽着用となる枠が2つあり、サイン該当馬は6頭いました。上位人気のレイパパレ、アカイトリノムスメもサイン該当馬だったのです。
テレビCMサインで「2枠」が浮上していたため、私は2枠3番のアカイトリノムスメを本命としました。レイパパレに▲この判断は妥当だったと思います。ここまでのウマ娘サインで人気サイドの決着、人気薄が絡むのは1頭だけと考えていました。
判断誤ったと思うのは3枠両頭を無印にしたことです。ステラリアは最後まで悩みましたが、他のサインのほうが強く思えました。
反省はこんなところでしょうか。メルマガで発表した私の予想印は大ハズレでしたが、「染め分け帽サイン」の該当馬が好走する、このサインは有効という事が分かりました。
「ウマ娘サイン」については、私は有馬記念まで続くとみています。「ウマ娘」は流行語大賞になる可能性もあり、もし大賞になったら確実に有馬記念でサインが発信されるはずです。