2023年5月7日に行われる「NHKマイルカップ」のサイン考察です。
NHKマイルカップというレースは「残念ダービー」と呼ばれた時期もありましたが、キングカメハメハやディープスカイがここ勝ってダービーも制覇というのもある注目レース。ただここ勝ってダービーというのはあまり期待できません。ここで好走した馬は次期マイル王、短距離王になる事が多く、短距離路線の出世レースと言えます。
NHKマイルカップのサイン考察の前に先日行われた「天皇賞（春）」のサインを少し振り返ります。
サイン本命馬◎タイトルホルダーは、まさかの競走中止！４コーナーで騎手がスピードを落とし下馬、レースを終えました。予後不良という最悪の事態にはなりませんでしたが、春は白紙、治療に専念するそうです。
この事はTwitterにも書いたのですが、レース発走前にタイトルホルダーの異変に気付いた人が何人かいたようで、テレビ中継で解説していたアンカツさんも騎手の行動を心配しているくだりがありました。最終的に騎手は大丈夫とみてスタートしたわけですが、不安要素があるならば、最低でも馬体検査はするべきだったのではないか？と思います。
タイトルホルダーが除外になれば払戻金が発生、それは運営の売上激減を意味します。それがあるから多少不安でもスタートしたのではないか？と思われても仕方ない行動ですよね。馬の体調が第一、平場だろうがＧ１だろうが関係なく不安要素があったら除外したほうがいいと私は思います。
タイトルホルダーの件で長文になってしまいましたが、サイン予想の結果は○シルヴァーソニックが３着、▲マテンロウレオが５着でした、横山武史騎手に乗り替わりで評価を落としたアスクビクターモアは１１着。
優勝したジャスティンパレスは「１枠１番」ここはＣＭサイン考察で指摘した枠です。今回「３番」「６番」「１番」と狙い枠すべてに人気馬が入りました。１番を買っても旨味が無いのであえて切りました。タイトルホルダーが無事に走れていれば「１－３」の決着だったかもしれませんね。こればかりは、たらればになるので仕方なし、１番が優勝したという結果だけを踏まえて、次の予想に繋げたいと思います。
NHKマイルカップも重視するサインは「テレビＣＭサイン」「ＧＩヘッドラインサイン」「ＧＩ名馬かるたサイン」の３つ、Ｇ１ポスターに関しては昨年の優勝馬の写るポスターは軽視する事にしました。プロモーションキャラクターの写るポスターが発表されたレースのみ考察します。
NHKマイルカップは、大河ドラマや朝ドラの出演者がプレゼンターを務めるというのが定番だったのですが、コロナ禍になってからはプレゼンターの来場自体ありません。今年もプレゼンターは無しですが・・大河に関係する事がサインになるかも？
- 2023NHKマイルカップ テレビＣＭ サイン考察
- 2023NHKマイルカップ ＧＩヘッドライン サイン考察
- 2023NHKマイルカップ ＧＩポスター サイン考察
- 2023NHKマイルカップ 東京競馬場９０周年サイン
- 2023NHKマイルカップ ＧＩ名馬かるた 公式Twitter サイン考察
2023NHKマイルカップ テレビＣＭ サイン考察
NHKマイルCのテレビＣＭはYou Tubeでも見る事が出来ます。
天皇賞（春）から新しくなったＣＭ、NHKマイルＣも内容は同じです。さらに同じ内容でヴィクトリアマイル版とオークス版が早くも発表されました。昨年のＣＭも同じような流れ、日本ダービー版のＣＭだけ単独で作られると思います。以下ＣＭのセリフとレース映像の詳細です。
佐々木「ヒーローにも得意な脚質ってのがあるんですよ」
佐々木「例えば」（指を１本立てる）
見上「ハイ！」（手を挙げる）
見上「スタートから先頭に立って、そのままゴールする！」
見上「逃げ切り！」（指を１本立てる）
佐々木「そう」
見上「でねでね 逆に」
見上「直線で追い抜いて勝つのが」
佐々木「差し切り」
見上「はぁ～」
見上「それぞれ個性があってホント面白いですよね」
佐々木「だね」
長澤「うぉぉぉぉぉぉぉ」
長澤「タコライス一番乗り！」
見上「差し切り？」
佐々木「ですね」
全員「HERO IS COMING. NHKマイルカップ」
2008年NHKマイルカップ優勝 ディープスカイ ５枠９番
同じＣＭだった「天皇賞（春）」の結果を踏まえて考察します。
佐々木さんと見上さんのやり取りの指１本立てるシーンから「１枠」と「１番」注意、これは天皇賞（春）の時にも指摘しました。結果１枠１番に入ったジャスティンパレスが優勝。このサイン一度使われたから今回は無しというのは早計で今回も「１枠」は要注意です。これは天気も味方していて週末の天気予報は雨です。仮にレース当日の朝に雨があがったとすると、東京競馬場の芝は内から乾いていって、内で先行した馬が止まらないという内有利の馬場になります。サイン的にも天候的にも１枠に入った馬は要注意です。
次に一番目立っている「タコライス」、タコライスからタコの「８」と「ライスシャワー」がサインと考えました。天皇賞（春）の結果は８枠のシルヴァーソニックが３着でした。京都競馬場にはライスシャワー碑が建っている事からライスシャワーがサインと考えましたが東京競馬場では関係ないでしょう。今回も「８」に注意です。
最後にラストのレース映像、後にダービー馬となるディープスカイが優勝した時の映像、今回の映像ではハッキリと「ディープスカイ」と馬名が聞こえます。馬名が聞こえる事から誰が見てもディープスカイの映像だと分かりますから、ディープスカイに関連するなにかがサインになると考えられます。
サインとして１番使われる可能性が高いのは「９番」天皇賞（春）版のＣＭの時に映像が使われたキタサンブラックは１枠１番でした。結果１枠１番が優勝していますから、今回は５枠９番が優勝するかもしれません。５枠９番に入った馬は要注意です。
ディープスカイの関連から考えられるサインは、毎日杯優勝からの参戦でＧ１初出走、鞍上は現在調教師の四位洋文あたりも考えられますが該当馬なし、馬名のディープからディープインパクト産駒がいれば面白いと思ったのですが、それも該当なしです。
ちなみにディープスカイはディープインパクトとは何の関係もありません。確か馬主の名字の「深」からディープという冠を使っていたと思います。
2023NHKマイルカップ ＧＩヘッドライン サイン考察
第28回 ＮＨＫマイルカップ 東京競馬場・芝1,600メートル
『自分を信じろ、譲れぬ個性が世代を制する。』
今回のヘッドラインは、いつもとちょっと違うなというのが第一印象です。最後の「世代を制する」というワードは、３歳限定レースですから、まぁ分かるとして…「譲れぬ個性」って何？って思いました。
「馬の個性」を考えると、ヤンチャな性格（オルフェーヴル、ゴールドシップなど）、我が道を行く（サイレンススズカ、ミホノブルボンなど）、臆病・神経質（ブリンカー、シャドウロール着用馬など）、私が思いつく個性ってこれくらいです。
冒頭にある「自分を信じろ」から、他の馬とは違うなにかを信じれば、世代を制する結果となると解釈出来ます。
では、今年の出走馬でこれに該当する馬は？？？ いませんよね…私の見解ではそんな目立った個性的な馬は出走馬の中にいないと思います。
ちょっと強引ですが、個性的な馬名「珍名」ならば「エエヤン」「オオバンブルマイ」がいます。「珍名でも強い」と信じろ、珍名馬が世代を制するという事？でしょうか？
だいぶ苦しいですが、今回のヘッドラインではそれくらいしかイメージできません。珍名馬の重賞勝利は結構例がありますが、Ｇ１勝利となると数えるほどしかありません。「オレハマッテルゼ」「マチカネフクキタル」「ティコティコタック」など、エエヤンやオオバンブルマイが勝てばその仲間に入るかもですね。
2023NHKマイルカップ ＧＩポスター サイン考察
NHKマイルカップのＧＩポスターは、JRAホームページ等で見る事が出来ます。今回も前年度優勝馬のみが映っているポスターです。ここから読み取れるサインが無いので今回の考察は割愛します。
2023NHKマイルカップ 東京競馬場９０周年サイン
東京競馬場は今年９０周年を迎えます。この数字「９０」がサインになる可能性は高いと見ています。それはNHKマイルカップではないかもしれませんが、NHKマイルカップから始まる東京ＧＩ５連戦、この５戦は「９０」に注意です。
今年、東京競馬場で行われたＧ１は、フェブラリーＳのみですが優勝した「４枠７番レモンポップ」は逆９０番でした。サインではこの数え方をよく使います。正９０番は最内から順番に数えて９０番目の馬、逆９０番は大外から数えて９０番目の馬の事を言います。
NHKマイルカップは１８頭立てで行われる事が確定、正９０番は大外１８番、逆９０番は最内１番です。
あとは「９番」も考えられます。枠順確定したら「１番」「９番」「１８番」ここに入った馬は要注意です。
2023NHKマイルカップ ＧＩ名馬かるた 公式Twitter サイン考察
公式ホームページに掲載されている「ＧＩ名馬かるた」と公式Twitterで紹介される過去の優勝馬にサインがあるとみて考察してます。特に今年から始まった「ＧＩ名場かるた」には強力なサインが隠されていると思います。
天皇賞（春）で描かれた過去の優勝馬はメジロマックイーンでした。連覇を達成したメジロマックイーンから、タイトルホルダーの連覇が濃厚とみたのですがまさかの競争中止、メジロマックイーンの芦毛から、唯一の芦毛馬シルヴァーソニックが３着に入った事や、作中に「白」をイメージさせる言葉がチラホラ出ていた事から「１枠」を示唆していたとも考えられます。
競馬かるたはレース当日の１０時頃、公式Twitterは金曜日に発表されます。これらのサイン考察は私のTwitterで行っています。宜しければフォローお願いします。
