2024年 第169回天皇賞(春)サイン考察
2024年4月28日に行われる「天皇賞(春)」のサイン考察記事です。
春と秋に行われる天皇賞、このレースの略し方は2パターンあると思うのですが、私は「春の天皇賞」略して「春天」派です。天皇賞(春)だから略して「天春」というのがもう1つのパターン、アナタはどちら派ですか?
春天のサイン考察に入る前の前回のGI「皐月賞」のサインを少し振り返ります。
サイン本命馬エコロヴァルツは7着、印を付けた馬で最上位は◯ジャンタルマンタルの3着でした。Xで発表した▲アーバンシックは4着。優勝したジャスティンミラノはGIヘッドラインから読み取れたものの、他のサインと噛み合わず無印にして失敗でしたが、2着コスモキュランダも推す材料が「6枠」くらいしかなくこちらも無印、サイン予想は大ハズレでした。
皐月賞の直前に藤岡康太騎手の訃報があり、その藤岡康太騎手が調教をつけていたジャスティンミラノの優勝、調教師の男泣き、戸崎騎手の涙の優勝ジョッキーインタビューなど、名馬かるたに「ロマン」というワードがあったのですが、皐月賞には「ドラマ」がありました。
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春天のサイン考察のメインとなるのは新しくなったテレビCMです。「テレビCMサイン」「GIヘッドラインサイン」「GI名馬かるたサイン」この3つを重視して考察します。
2024天皇賞(春)テレビCMサイン考察
春天のテレビCMはYoutubeでも見る事が出来ます。
新しいテレビCMのタイトルは『大人の推し活』篇です。予想通りこのタイミングで新しくなったテレビCMは、おそらくオークスまでは同じCMが使われると思います。日本ダービーで単独のCMに変わり、安田記念、宝塚記念でまたこのCMに戻るか『おいでよ』篇になるかと思います。以下CM中のセリフとレース映像の詳細です。
長澤「お!愛ちゃんカメラ買ったんだ~」
見上「はい、推しの馬を撮ろうと思って」
カメラ目線の馬(ゼッケン「3」)
メンコを被ったカメラ目線の馬(ゼッケン「1」)
佐々木「じゃあ僕たちの事も」
長澤「撮っちゃおうか」
見上「え~?」
見上「でも、いい大人が無邪気に、推し活を楽しむって」
見上「なんか・・ アリ!なんですよね」
長澤「応援しちゃうよ~」
レース映像(ゼッケン「9」社台RHの馬)
三人「おいでよ!HERO IS COMING. 天皇賞(春)」
1993年 第107回天皇賞(春)優勝 ライスシャワー「2枠3番」
新しくなったCMは、映像が多くなってセリフは殆どありません。ツッコミどころが多くてアヤシイ感じのCMです。
まず誰もが思ったであろう「カメラ」、今や写真といったらスマホが当たり前になってる時代です。そんな時代にカメラ買ったんだ~と自然な流れで会話が始まり、見上さんが持っているカメラはデザイン的に見てもデジカメではなく、さらに古いフィルム式のカメラのように見えます。
そんな見上の前に立ち「僕たちの事も撮っちゃおうか」と変なポーズをとる長澤&佐々木、これは何のポーズなのでしょう?両手でグーを作りガッツポーズみたいな?
半分以上はいい大人がはしゃいでる写真なのですが、そこに何枚かの馬の写真があります。サインはそこにあると考えます。
一番インパクトがあるのはパドックでこちらを見ているゼッケン「3」の馬、馬名は消されているみたいですが青に黄色文字のGI(クラシック)ゼッケンです。
続けてマーク入りメンコを被った馬の写真、この馬は馬名は消えていませんが角度が悪く見えません。ゼッケンは「1」のようです。こちらもGIゼッケンですがクラシックではないですね。
長澤さんが「応援しちゃうよ~」と言ったあとのレースの写真は、白に黒文字のゼッケンなので重賞ではなく平場のレースという事がわかります。
その次のレースの写真は黄色帽から「5枠」赤に白文字のゼッケン「9」社台RHの勝負服の馬、このゼッケンはG2です。だいぶ日が傾いている時間のG2だから昨年11月の東京競馬場、アルゼンチン共和国杯優勝のゼッフィーロ、鞍上モレイラ騎手だと思います。
注目ポイントは4つの馬の写真が使われているが、4つともゼッケンが違うという点でしょう。前述したようにゼッケンの色にはちゃんと意味があって、青に黄文字のゼッケンはクラシック(皐月賞・菊花賞・桜花賞・オークス)しか使われません。撮影場所が東京競馬場ならば、ゼッケン「3」の馬の写真はオークスのパドックで撮られたという事になります。
このCMはオークスでも使われると思うので「3」はその時のサインかもしれません。春天で使用されるゼッケンは青に白文字、CMでその色のゼッケンを付けた馬は「1」です。
まとめるとCMサイン最重視はゼッケン「1」、次いで「3」と「9」です。この番号に入った馬は要注意!
2024天皇賞(春)GIヘッドライン サイン考察
第169回 天皇賞(春)京都競馬場・芝3,200メートル
『歴代の威光を未来に繋ぐ春の盾の矜持がある。』
今回のヘッドラインは、天皇賞でよく使われるワードの組わせで、伝統や格式などが感じられる難しいワードを並べてきたという印象ですね。「歴代」「春の盾」は天皇賞(春)ならではのワード、「威光」も輝きの上位版みたいなものですね。
今回のサインは、「未来に繋ぐ」とあまり見たことない「矜持(きょうじ)」にあると考えます。
「矜持」は近年では2019年の春天のヘッドラインにも使われたワードです。言葉の意味は『自分の能力を信じていだく誇り。プライド。』ざっくり言えば、春天を勝つ事はすごく偉大な事なんだぞと自慢している感じです。
最初の「歴代の威光」は、過去の春天優勝馬と考えて良いでしょう。今年でいえば、これはメモリアルヒーローに該当すると思います。しかしながらメモっリアルヒーローにえらばれたライスシャワーは2度目の春天優勝後の次走 宝塚記念で競走中止し予後不良になり種牡馬にはなれませんでした。「未来に繋ぐ」はステイヤーの血を繫げるという意味だと思うので、残念ながらライスシャワーの血は繋がりませんでした。
となると、ここで指している歴代の威光は別の馬、ファン投票1位のキタサンブラック、3位メジロマックイーン、4位ディープインパクト、5位ゴールドシップ、これらの馬の産駒が優勝することを示唆しているのかもしれません。
上記の馬の産駒で選ぶなら、ディープインパクト産駒のサリエラ、牝馬が優勝すれば71年ぶりの快挙ですが、JRA開設70周年の年にディープの子が快挙達成、ありえそうです。
2024天皇賞(春)JRA70周年 サイン考察
今年はJRA開設70周年のメモリアルイヤーです。この記念すべき数字「70」がサインになると見て注目しています。「7番」「7枠」「70番目」など
また、70周年を記念して各GIレースのメモリアルヒーローを決めるファン投票が行われ、今年のGIレースの日の10Rはメモリアルヒーローに選ばれた馬の名前のレースが行われています。
天皇賞(春)のメモリアルヒーローは「ライスシャワー」
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ライスシャワーは天皇賞(春)メモリアルヒーローのファン投票で2位でした。1位はキタサンブラックだったのですが、キタサンブラックは大阪杯のメモリアルヒーローに選ばれている為、2位のライスシャワーが繰り上がりでヒーローに選ばれました。
ファン投票は2位ですが、ライスシャワーは1993年と1995年に優勝しています。連覇ではないものの春天を2回勝ってる数少ない馬の1頭、ゼッケンは共に「2枠3番」でした。当然2枠3番は要注意です!
今年のテレビCMラストのレース映像はメモリアルヒーローの映像が使われています。このサインは今年の有馬記念まで追いかける予定です。
2024天皇賞(春)表彰式プレゼンター サイン考察
JRA年間プロモーションキャラクター長澤まさみさん来場!
・表彰式プレゼンター 11レース終了後 場所:芝コース内
・天皇賞(春)レース回顧トークショー
16時35頃 場所:パドック 出演者 長澤まさみ、MC:TIM
紹介ページには、時間と場所、MC等簡単な事しか書かれていません。
【長澤まさみ プロフィール(Wikipediaより)】
本名 長澤まさみ
身長 169cm
生年月日 1987年6月3日
出身地 静岡県
フジ系の代表作はかなりあるので割愛しますが、最近の作品だと「コンフィデンスマンJP」でしょうか。
長澤まさみさんは大阪杯でも表彰式プレゼンターを務めました。春のGI早くも2度目の登場です。大阪杯で優勝したのは6枠11番ベラジオオペラ 横山和生騎手でした。が、大阪杯当日、長澤まさみさんはテレビ番組に出演していて白っぽい服に太めの黒いベルトというのが印象的でした。これがサインだったのか、2着は白枠の2番ローシャムパークでした。レース前に長澤まさみさんの姿を見る事が出来たらその衣装は要チェックです。
2024天皇賞(春)GI名馬かるた サイン考察
名馬かるたの「皐月賞」で描かれた「アグネスタキオン」から「無敗」というヒントはありました。異次元の強さという点で2戦2勝のジャスティンミラノに結びつけるのは難しかったですが、この漫画には何かしらのサインが隠されていると考えてよいと思います。
名馬かるたサイン、公式Xサインは、私のX(Twitter)で考察しています。よろしければフォローお願いします。
https://twitter.com/sign_keiba
サイン考察は以上です。
予想UP⇒天皇賞(春)2024サイン予想 テレビCMに映る馬から大穴狙い!