2023年5月21日に行われる「オークス」のサイン考察です。
今週は、東京競馬場GI5連戦の3戦目オークスです。近年のオークス優勝馬を見ると、去年2022年のスターズオンアースは2冠達成、2020年デアリングタクトは3冠達成、2018年アーモンドアイが3冠達成と桜花賞馬が順当にオークスも獲るという年が続いています。一昔前は波乱が多かったイメージがありますが、近年では荒れても紐荒れまで上位人気の信頼度は高めです。
オークスのサイン考察の前に先週の「ヴィクトリアマイル」のサインを少し振り返ります。
サイン本命馬◎ソダシは2着、対抗○ソングラインは1着、▲イズジョーノキセキは15着、△ナミュールは7着と奮いませんでしたが、迷いながらも予想に入れたスターズオンアースが3着でした。
本命対抗が1着2着だった事、印5点で3着まで的中という事で会心の予想だったと思います。良い感触が続いているサインを踏まえ、オークスの予想にも繋げたいと思います。
オークスでも重視するサインは「テレビCMサイン」「GIヘッドラインサイン」「GI名馬かるた・公式Twitter」です。
2023オークス テレビCM サイン考察
オークスのテレビCMはYou Tubeでも見る事が出来ます。
CMの内容は「天皇賞(春)」「NHKマイルカップ」「ヴィクトリアマイル」と同じ、次の「日本ダービー」でCMは替わりますが、その後の「安田記念」「宝塚記念」はまたこのCMに戻るんじゃないかと思っています。以下CM中のセリフとレース映像の詳細です。
佐々木「ヒーローにも得意な脚質ってのがあるんですよ」
佐々木「例えば」(指を1本立てる)
見上「ハイ!」(手を挙げる)
見上「スタートから先頭に立って、そのままゴールする!」
見上「逃げ切り!」(指を1本立てる)
佐々木「そう」
見上「でねでね 逆に」
見上「直線で追い抜いて勝つのが」
佐々木「差し切り」
見上「はぁ~」
見上「それぞれ個性があってホント面白いですよね」
佐々木「だね」
長澤「うぉぉぉぉぉぉぉ」
長澤「タコライス一番乗り!」
見上「差し切り?」
佐々木「ですね」
全員「HERO IS COMING. オークス」
2009年オークス優勝 ブエナビスタ 4枠7番
このテレビCMの指の動きから「1枠」注意としてきました。ヴィクトリアマイルでも「1枠」に入ったスターズオンアースが3着に入りました。引き続き1枠注意ですが、最も注目すべき枠は「11番」です。
NHKマイルCでは11番のシャンパンカラーが優勝し、ヴィクトリアマイルでも「11番注意」としました。その11番に入ったナミュールは7着でしたが、スタート直後に不利があったとニュースになり、Twitterのトレンドにも入った程の話題になりました。
サインがあって注目された馬番が不発、天皇賞(春)でもそれはあり、強力サインが出ていた2枠3番タイトルホルダーが競走を中止しました。その次の週のNHKマイルカップの2枠3番に入ったウンブライルは2着に入りました。
ヴィクトリアマイルのスタート直前2番人気まで上がったナミュール、注目を浴びた11番、オークスで激走する可能性あります。11番に入った馬は要注意です。
次に、CMで一番目立っているタコライスからイメージできるタコの足「8」、ヴィクトリアマイルでも「8枠」に入ったソダシが2着と好走しています。オークスも「8」に注目、「8枠」は天皇賞春で3着、NHKマイルで4着、ヴィクトリアマイルで2着、と確実に上位に食い込んできています。「8枠」はモチロンの事、一度も使われていない「8番」に入った馬も要注意です。
最後にCMラストのレース映像、今回使われたレース映像は2009年オークス、その年の桜花賞馬ブエナビスタが1番人気に応え2冠を達成しました。ブエナビスタがCMに使われた事から、サインは「リバティアイランドの2冠達成」と考えてよいと思います。リバティアイランドの桜花賞、ほぼ最後方から差し切った圧倒的なパフォーマンス、CMに使われたブエナビスタも末脚自慢の馬で桜花賞・オークスともに後方からの差し切り勝利でした。
2023オークス GIヘッドライン サイン考察
第84回 オークス 東京競馬場・芝2,400メートル
『磨きあげた美がきらめく、次代に夢を繋ぐ女王。』
今回のヘッドラインは予想とは全然違うものだったので多少困惑しています。牝馬三冠の1冠目 桜花賞のヘッドラインは「桜の冠は譲れない、才女の夢咲く晴舞台。』でした。桜花賞のサイン考察で名前を挙げていますが、このヘッドラインからイメージ出来るリバティアイランドが圧倒的なパフォーマンスを見せて優勝しました。
誰もが二冠目も確実だろうと思っているオークス、私の今回のヘッドライン予想はリバティアイランドの二冠を示唆するような文章になるだろうと考えていたのですが、このビミョ~なヘッドラインです。
最初のんし「磨き上げた美がきらめく」からは「強さ」を感じられませんし、「次代に夢を繋ぐ」というのは引退もしくは引退間近の馬の事みたいで、3歳春の牝馬に使う言葉としては違和感があります。女王で締められていますがリバティアイランドを指す言葉とはとても思えません。
そこで視点を変えて出馬表を見てみると、1頭だけこのヘッドラインに該当する馬がいました。
その馬は、ミッキーゴージャス、父ミッキーロケット、母ミッキークイーン。ミッキークイーンは、2015年のオークスと秋華賞を勝っている2冠馬です。引退し繁殖に上がった名牝「次代に夢を繋ぐ女王」というワードが合致します。
先週のヴィクトリアマイルでは、過去の優勝馬であるヴィルシーナの娘、ディヴィーナが3着に入りそうが激走を見せました。ミッキークイーンもオークス優勝馬、もし「GI名馬かるた」や「公式Twitter」でミッキークイーンが紹介されたなら、今回のGIヘッドラインサインは激アツ!CMサインで注意とした「11番」に入りかなりアヤシイです。
2023オークス GIポスター サイン考察
オークスのG1ポスターは、公式ホームページにも掲載されていますが、去年の優勝馬スターズオンアースのゴール直後が撮影されたものです。背景も東京競馬場でゴール直後に鞍上がポーズを決めている画像、ヴィクトリアマイルのポスターと似ています。
特筆すべきサインは見当たらないので考察は書きません。レース当日まで気付いた点があれば予想に書きたいと思います。
2023オークス GI名馬かるた、公式Twitter サイン考察
公式ホームページに掲載される「GI名馬かるた」と「公式Twitter」にサインがあると考え注目しています。
ヴィクトリアマイルの名馬かるたで描かれたのは「ヴィルシーナ」でした。連覇を達成したヴィルシーナ、不振が続き2年目は11番人気での勝利だった事が描かれています。CMもヴィルシーナだった事から「連覇サイン」がより強力になりました。
公式Twitterが紹介したヴィクトリアマイルの過去の優勝馬は「ウオッカ」、ウオッカと同じゼッケン「3枠6番」に入ったソングラインが優勝、ソングラインはウオッカと同じように前年の安田記念で優勝しているという共通点がありました。
上記のように軽視できなってきている「かるたサイン」「Twitterサイン」この2つの考察は私のTwitterで行っています。よろしければフォローお願いします。
サイン・裏読み・競馬予想 (@sign_keiba) / Twitter
サイン考察は以上です。