2017年4月2日に行われる「大阪杯」のCMサイン考察です。
春の中距離G2で天皇賞(春)へのステップとしても有名なレースですが今年はグレードアップし、新設G1となりました。
近年、春のJRACMは「高松宮記念」からスタートというのが多かったのですが今年は、先に行われる高松宮記念のCMは無く、大阪杯版がすでに流れています。
新キャラクターとなったJRACMの第2弾、登場する4人は、みんな競馬初心者で1から競馬を学んでいってるという感じです。今回のCMの舞台も東京競馬場、CMの流れは以下の通りです。
2人揃って何かを見ている柳楽と高畑
高畑「馬、遅いよね?」
柳楽「レースって、もっと盛り上がるんじゃないの?」
(2人が見ているのはパドック)
高畑「先頭どれ?」
CMタイトル #2 どれがレース?
JRA職員に聞く柳楽
柳楽「これ、ゴールどこですか?」
職員「ゴール?」
柳楽「ずっと回ってるから」
職員「これ、レースじゃないんですよ」
柳楽「違うの!?」
柳楽、高畑の元に戻り
柳楽「充希ちゃん、これレースじゃないんだって」
高畑「じゃ、何?」
柳楽、再び職員の元へ
柳楽「じゃ、何なんですか?」
職員「次のレースで走る馬が歩いてるんです」
柳楽「あざっす」
柳楽、高畑の元に戻り
柳楽「充希ちゃん分かったよ」
柳楽「どうやら、この中のどれかが勝つよ」
HOLIDAYS MEMO #2 『レース前の馬も、見られる。』
「4月2日 大阪杯」
高畑「どれ?」
柳楽「もう1回聞いてくるよ」
今回、松坂桃李さんと土屋太鳳さんの出番は無く、柳楽優弥さんと高畑充希さん2人だけのCMとなっています。第1回のCMでも感じましたがこの2ペアのカップルみたいな感じですね。松坂桃李さんと土屋太鳳さんが知り合ったばかりのような設定なのかな?
さて、今年のJRAのCMコンセプトは初心者向けという感じです。今回は、競馬場には馬を見るパドックという場所がある事を教えています。
撮影されているのは、東京競馬場の1つのレースのパドックのようですが“これは同じレースのパドックではありません”
映像で馬名がハッキリ確認出来るところが2ヶ所あります。最初は、柳楽さんが高畑さんの元へ戻ってきた直後ゼッケン16番のジョイフルが写ります。
次に確認できるところは、「どれかが勝つよ」と言った直後ゼッケン1番のアフターバーナーが写ります。
調べてみると、この2頭は東京で2月4日と2月19日に対戦していますが
この映像とはゼッケンが違います。ジョイフルが16番を付けていたのは
2016年11月5日の東京1R 2歳未勝利戦です。
アフターバーナーが1番を付けていたのは2016年11月12日の東京9R オキザリス賞です。
おそらく、このCMのパドック映像は
11月5日と11月12日を合成して作られたものだと思います。
この2頭の名前を見せる事で今月の撮影のように見せたのかも!?
そして、高畑さんが「どれ?」と聞いているあたり、この2頭のレース結果がサインになっているかもしれません。
ジョイフルが16番を付けていたレース、つまり、CMの映像の時のレースでは、未勝利戦で勝利しています。
アフターバーナーが1番を付けていたレースオキザリス賞では、アフタバーナーは8着でした。
そして、この2頭が東京で対決している2つのレース
2月4日東京7R 3歳500万下、勝ったのは8枠15番でした。
2月19日東京3R 3歳500万下 勝ったのは8枠16番でした。
名前が映った時のレースで16番ジョイフルが勝っていてこの2頭が対決した2月のレースでは、共に8枠が勝っています。これは、なかなかアヤシイですね・・・
今回のCM、高畑さんはピンクの服着ていますから「8枠」かなりアヤシイです。とりあえず、CMサイン考察は以上です。
レースはまだまだ先ですし、G1レースは、高松宮記念のほうが先です。大阪杯のサインは、じっくり時間を掛けて考えたいと思います。