2022年11月20日に行われる「マイルチャンピオンシップ」のサイン考察です。
マイルチャンピオンシップはレース名が長いので以下「マイルCS」と略します、テレビCMがエリザベス女王杯版から変わった事は先週の記事にも書きましたが、そのCM等から感じられるテーマは「世界」です。
マイルCSが行われる11月20日は、サッカーワールドカップ2022の開幕日でもあります。日本競馬では月末にジャパンカップも開催されますし、競馬もサッカーもしばらくは「日本VS世界」ワールドカップ関連の事も競馬のサインになり得ます。
マイルCSのサイン考察に入る前に、先週の「エリザベス女王杯」のサインを少し振り返ります。
エリザベス女王杯の結果は、奇しくも私の付けたブログタイトルのようになりましたね。1着ジュラルディーナ(4番人気) C.デムーロ、2着同着ウインマリリン(5番人気)D.レーン、ライラック(12番人気)M.デムーロ、と1~3着が外国人騎手という決着、世界の強さに脱帽しました。
私がサイン予想で印を付けた馬は、ナミュールの5着が最高位で散々な結果になりました。が、サイン馬と見たライラックが2着、穴を開けるなら8枠、7枠という予想は当たり、ジェラルディーナを指しているサインもあるにはあったのですが印が届かなかったという感じです。
この結果も踏まえたマイルCSのサイン考察は、今秋のG1で重視している「テレビCMサイン」と「GIヘッドラインサイン」、それに加えてTwitterサインとアタリ馬券研究所サインを考察します。
- 2022マイルチャンピオンシップ テレビCMサイン考察
- 2022マイルチャンピオンシップ GIヘッドライン サイン考察
- 2022マイルチャンピオンシップ 公式Twitter アタリ馬券研究所 サイン考察
2022マイルチャンピオンシップ テレビCMサイン考察
マイルCS版のテレビCMは、You Tubeでも見る事ができます。
テレビCMの内容は、エリザベス女王版と同じ、ラストのレース映像のところだけがマイルCSに変わっています。以下、CM中のセリフとレース映像の詳細です。
長澤「はるか海を超え、まだ見ぬツワモノ(強者)達がやってくる」
見上「迎え撃つのは、日本の精鋭たち」
2010年エリザベス女王杯 優勝スノーフェアリー3枠6番
長澤「時に世界の強さに脱帽し」
見上「時に世界をねじ伏せる勇姿に胸熱くする」
2009年マイルチャンピオンシップ 優勝カンパニー2枠4番
2018年ジャパンカップ 優勝アーモンドアイ 1枠1番
2001年ジャパンカップダート 優勝クロフネ 5枠9番
長澤「未知なる戦いを」
見上「楽しもう」
二人「HERO IS COMING. マイルチャンピオンシップ」
2015年優勝 モーリス 8枠16番 騎手R.ムーア
CMを見た考察はエリザベス女王杯の時とほぼ同じですが、「世界VS日本」が感じられます。ただこれは競馬界だけでなくて、今週はサッカーワールドカップの開幕もありますから、そちらもサインになると考えていいでしょう。と、なるとCMの二人の衣装はサッカー日本代表のユニフォーム「ジャパンブルー」を模しているとも考えられます。
先週の考察記事にも書きましたが、引き続き「青=4枠」は要注意です。
マイルCSは、残念ながら外国馬の参戦はありません。そこで注意すべきは「乗り替わりの外国人騎手」です。エリザベス女王杯で優勝したC.デムーロ騎手のように世界トップクラスの技術で馬を優勝に導く、また世界の力に脱帽するかもしれません。
外国人騎手は要注意ですが、私は優勝するのは日本人騎手になるかもと考えています。それはCM中のセリフ「時に世界をねじ伏せる勇姿に胸熱くする」が過去のマイルCSの映像が流れるところで言っているのと、その映像の優勝騎手が横山典弘騎手だからです。
次の映像のジャパンカップの鞍上はC.ルメール騎手、ジャパンカップの考察記事の時にまた書きますが、ジャパンカップの優勝は外国馬になるのではないかと考えています。
最後にCM中に使われた過去のマイルCSの映像を考察します。CM中の映像は2009年のマイルCS、優勝したカンパニーは8歳で秋天、マイルCSを連勝して引退しました。
CMラストの映像は2015年のモーリス、4歳で本格化し安田記念・マイルCS、香港マイルと連勝しました。
この2頭の共通点といえば「遅咲き」といってもモーリスはそこまで遅くはありませんが、2頭とも2歳の時から注目されいたのにG1勝利まではかなり時間が掛かりました(特にカンパニー)
マイルCS登録馬でカンパニーとイメージが被るのは、高齢つながりでベステンダンク、近走の成績から良くて3着かなと思いますが、もし出走してきたら同枠馬・隣馬は要注意です。
モーリスとイメージが被るのはサリオスとダノンザキッド、ともに2歳G1優勝しクラシックを期待されたものの、その後G1未勝利です。特にサリオスはモーリスと厩舎も同じで外国人騎手がよく騎乗しているという点でもモーリスと共通点があります。
【テレビCMサインまとめ】
・日本人騎手から乗り替わりの外国人騎手は要注意
・注目枠は4枠
・注目馬はベステンダンク、サリオス、ダノンザキッド
・優勝するのは日本人騎手
2022マイルチャンピオンシップ GIヘッドライン サイン考察
第39回 マイルチャンピオンシップ 阪神競馬場・芝1,600メートル
『颯爽と駆けろ、疾風の勇者が秋を収める。』
今回のG1ヘッドラインは、「颯爽」「駆」「疾風」「勇者」とよく使われるワードの組み合わせなのですが、マイル戦で「疾風」が使われるのは珍しいと思います。近年のヘッドラインを見ても「疾風」が使われているのは千二のG1、高松宮記念かスプリンターズSだけです。
それを踏まえると「疾風の勇者」というのは、高松宮記念orスプリンターズSで好走している馬を指していると考えられます。出走メンバーでこれに該当するのは「ロータスランド」です。今年の春、高松宮記念で2着に入ってます。
疾風が短距離戦を示しているならば、好走はしていませんが前走スプリンターズS9着の「シュネルマイスター」も要注意です。シュネルマイスターの馬名意味は『スピードの名人(独)』 疾風の勇者とスピードの名人、〇〇の〇〇という表現で似ています。
最後にまたしても使われた「秋」、先週のエリザベス女王杯でも使われて珍しいと思ったのですがマイルCSで「秋」というのは過去に例がないのではないでしょうか?しかも「秋を収める」というワードは初めて見ました。これは憶測ですが出馬表のどこかにある「秋」がサインなのかもしれません。阪神だけでなく他場も要チェックです。
【G1ヘッドラインサインまとめ】
・注目馬はロータスランド、シュネルマイスター
・出馬表に隠れた「秋」に注意
2022マイルチャンピオンシップ 公式Twitter アタリ馬券研究所 サイン考察
公式が発表した過去の優勝馬にサインが隠されていると見て注目しています。
公式Twitterの発表は金曜の夜、アタリ馬券研究所の公開はG1レース当日の午前中です。このサイン考察は私のTwitterに書いています。よろしければフォローお願いします。
サイン・裏読み・競馬予想 (@sign_keiba) / Twitter
サイン考察は以上です。