2022年3月27日に行われる「高松宮記念」のサイン考察です。
いよいよ春のGIシリーズ開幕です。いまだに新型コロナウイルス感染拡大防止の為、各競馬場は入場制限がありイベントも自粛中、G1プレゼンターという有力サインはありませんが、今年のG1サインの傾向を探りつつ考察していきたいと思います。
高松宮記念のサインとして有力視しているものは4つあります。「テレビCMサイン」「G1ヘッドラインサイン」「公式Twitterサイン」「地元馬主サイン」の4つです。
年間プロモーションキャラクターが変わりCMも一新されましたが、新しいプロモーションキャラクターのG1ポスターはまだ公開されていません。新しいG1ポスターが公開されるまでは「ポスターサイン」は割愛します。
2022高松宮記念 テレビCMサイン考察
高松宮記念のCMはYoutubeでも見る事が出来ます。
高松宮記念版のテレビCMもフェブラリーS版のテレビCMと同じで、今年最初に作られた「HERO IS COMING.」の30秒バージョンです。映像もセリフも同じで最後のレースタイトルだけ「高松宮記念」に代わっています。
以下、CM中のセリフとレース映像が映る馬とゼッケンです。
「HERO IS COMING.」
長澤「ヒーローは心の中で」
見上「走り続ける」
長澤「常識をあざ笑うよう、震撼させたHERO」
ウオッカ 日本ダービー 2枠3番
見上「影さえ踏ませなかった、孤高のHERO」
サイレンススズカ レースは毎日王冠 ゼッケン13は宝塚記念のもの
長澤「負けても、負けても、愛されたHERO」
ステイゴールド レースは天皇賞(秋)2着、ゼッケン14は特定できず
見上「競馬を、時代さえも変えたHERO」
オグリキャップ 4枠8番 ディープインパクト3枠5番
長澤・見上「さぁ、超えてゆけ」
長澤・見上「HERO IS COMING. 高松宮記念」
サイン考察としてはフェブラリーS版と同じになってしまうのですが
フェブラリーSの結果を踏まえ、高松宮記念のサインに繋げたいと思います。
フェブラリーSの時点で「しばらくこのCMが使われると仮定すれば」と書いていますが、このCMはすでに大阪杯版も公開SれていてCMの内容は全く同じです。3歳クラシックの始まる桜花賞からはさすがに変わると思いますが、3レース同じCMというのは確定です。
私は、上記の考察記事でフェブラリーSのサインは「ウオッカ」と考察し、ソダシの名前を挙げました、結果ソダシは3着でした。
これが続くとすれば、高松宮記念のサインは「サイレンススズカ」です。
「影さえ踏ませなかった、孤高のHERO」これに該当する馬はいませんが、中京競馬場には「サイレンススズカ広場」という施設があり、大逃げ大差で勝った金鯱賞、オーナーが中京馬主会と縁のある競馬場です。ここから地元馬主の馬「メイケイエール」、CMでアップになるゼッケン「13」は要注意です。
最後に今後につながるかもしれないテレビCMサインをもう1つ。
CM最後のレースタイトルの時に映るレース映像についてです。ここに映るレース映像は昨年までのCMは「昨年の優勝馬のゴール前シーン」でした。
今回のCMに映っている緑帽ゼッケン11の馬、これは昨年の優勝馬ではなく、2013年の優勝馬「ロードカナロア」です。『HERO IS COMING. 』という年間テーマ、CMの最後は歴代の名馬のゴール前が映るCM、この最後に映る馬がサインかもしれません。
今年の高松宮記念はロードカナロア産駒が4頭走ります。優勝馬はこの4頭の中から出るかもしれません要注意です。
2022高松宮記念 GIヘッドライン サイン考察
第52回 高松宮記念 中京競馬場・芝1,200メートル
『満開の春に刻め、究極の一秒と永遠の一瞬を。』
「究極」「一秒」「一瞬」このあたりは短距離G1のヘッドラインでよく使われるワードなのですが、すごく違和感があるのが「満開の春」です。
「満開」といえば、主に「桜」に使われるワード、桜は開花宣言があったものの各地の満開はまだ先ですし、「満開」というワードは桜花賞でよく使われるものです。それをなぜ高松宮記念で使ってきたのか?
これがサインならば答えは1つ!馬名のサクラ⇒「サクラバクシンオー」です。今年の出走馬には母父サクラバクシンオーの馬が2頭います。「キルロード」と「ファストフォース」
奇しくも両頭とも父がロードカナロア、前述したテレビCMサインのロードカナロアとも被ります。優勝すれば大波乱ですが、サポート役の可能性大、この馬の同枠馬・隣馬は要注意です。
2022高松宮記念 公式Twitterサイン考察
今年から重視しようと思っているサインが「公式Twitterサイン」です。JRAの公式Twitterは昨年までは「Umabi」というアカウント名でしたが「JRA FUN」に変わっています。
このアカウントでtweetされる歴代の優勝馬がサイン。
G1の行われる週の金曜日あたりに歴代の優勝馬がtweetされます。昨年のG1ではここで紹介された優勝馬がウマ娘に登場する馬ばかりだったので「ウマ娘サイン」として注目していました。
フェブラリーSの週に紹介された馬は「メイセイオペラ」地方所属の馬でG1を勝った唯一の馬として紹介されました。このサインに該当したミューチャーリーは着外でしたが、同枠のソダシが3着、隣のソリストサンダーが4着と好走しました。
今週の歴代優勝馬のtweetはまだありません。このサインを記事にするのは難しいと思うので、このサインに関しては私のTwitterで発表します。
サイン・展開・競馬予想 (@sign_keiba) | Twitter
2022高松宮記念 地元馬主サイン考察
「地元馬主サイン」は各競馬場にある馬主協会、その会員の所有馬は地元開催の時の好走が多いというもの、私はサインというよりは「裏読み」として考えています。
全国にある競馬場で、この特色がより強くでるのが「小倉競馬場」と「中京競馬場」です。
余談ですが中京馬主協会の大物馬主の一人が永井啓弐氏、サイレンススズカなどの冠名「スズカ」のオーナーです。
今年の高松宮記念に出走する「メイケイエール」の馬主は、名古屋競馬㈱ 前哨戦のシルクロードSが中京で行われそのエースで解消してる事もありサイン・実力共に注目の一頭です。