2023年12月24日に行われる「有馬記念」のサイン考察です。
有馬記念の恒例行事となっている「公開枠順抽選会」の結果と抽選会を見た感想を書きます。有馬記念の公開抽選会は今年で10年目、毎年見ていますが抽選方法にアヤシイ部分があると思い、3年前からブログ記事にしています。
有馬記念2020サイン GIヘッドラインサイン 公開枠順抽選会を考察
有馬記念2022サイン特集その3 一変した公開枠順抽選会に注目!
昨年の公開枠順抽選会では、それまでの抽選方法が一変されたのですが(2022年の記事参照)今年の抽選方法は以前のやり方に戻っています。
抽選の方法は、馬名の入ったボールをSPゲストが引いて中にある紙に書かれた馬名を発表、選ばれた馬の関係者が馬番の入ったボールを引いて中にある紙に書かれた馬番を発表するという流れです。
SPゲストはココ数年は年間プロモーションキャラクターを務めた方が選ばれています。昨年は長澤まさみさんと佐々木蔵之介さんでしたが、今年は見上愛さんと佐々木蔵之介さんでした。二人は交互にクジを引きます。
私がずっと怪しんでいるのは抽選ポットと呼ばれる大きな透明のボウルです。この透明のボウルだけは最初の枠順抽選会から変わっていません。観客等の他の人から見えやすいように透明にするのは分かりますが、クジを引く人から見えるようにする必要はないと思います。前面だけ透明のボックスに手を突っ込んで引く、クジならそれでいいはず。この部分が変わらない限り抽選会に対する私の疑念は消えません。今年も抽選会の最初から終わりまで徹底的に調査しました。
2023有馬記念 公開枠順抽選会の枠順が決まっていく流れ
見上愛さん、佐々木蔵之介さんが右側の抽選ポットの前に立ち、奇数番は見上さんが、偶数番は佐々木さんが引くと発表され抽選会はスタート!
1. ヒートオンビート⇒坂井騎手、混ぜずに奥のクジをすっと引く⇒馬番9番
2. スルーセブンシーズ⇒尾関調教師、混ぜずに上のクジを引く⇒馬番15番
3. ドウデュース⇒友道調教師、混ぜずに上のクジを引く⇒馬番5番
4. ジャスティンパレス⇒横山武史騎手、混ぜずに上のクジを引く⇒馬番10番
5. タスティエーラ⇒秋田代表、激しくクジを混ぜて引く⇒馬番13番
6. シャフリヤール⇒藤原調教師、混ぜずに上のクジを引く⇒馬番2番
~CM~
7. タイトルホルダー⇒栗田調教師、混ぜずに中央のクジを引く⇒馬番4番
8. ハーパー⇒岩田望来騎手、混ぜずに中央のクジを引く⇒馬番11番
9. ディープボンド⇒マーカンド騎手、混ぜずに中央のクジを引く⇒馬番6番
10. ライラック⇒戸崎騎手、激しく混ぜてクジを引く⇒馬番8番
11. ウインマリリン⇒オーナー、混ぜずに中央のクジを引く⇒馬番12番
~CM~
12. スターズオンアース⇒高柳調教師、混ぜずに一番前のクジを引く⇒馬番16番
13.ソールオリエンス⇒手塚調教師、4つあるクジを見比べて引く⇒馬番1番
14. プラダリア⇒ムルザバエフ騎手、1つのクジを回転させそれを引く⇒馬番14番
15. ホウオウエミーズ⇒田辺騎手、変えたように見えたが最初に選んだクジ⇒馬番3番
16. アイアンバローズ⇒上村調教師、最後に残ったクジ⇒馬番7番
今年の公開抽選会も録画して何回も見直しました。
見た感想としては、昨年ほどの怪しさはありませんでした。昨年2022年の公開枠順抽選会はかなりアヤシイところが多くて、ブログでの発表を控え、メルマガ限定で発表しました。結果は枠順抽選でアヤシイと思った3頭が1~3着でした。やはり枠順抽選会には裏がある!昨年はそれを確信した抽選会でした。
昨年ほどではありませんが今年もあやしく思えたところはいくつかあります。
2023有馬記念 公開枠順抽選会のココがあやしい
1.見上さん、佐々木さんのクジの引き方
見上愛さんのクジの引き方は徹底していて、あえてクジの方に目線は合わさずクジの外側をグルグルっと回した後、中央の一番底にあるクジを引くというスタイル、これ一見クジをきちんと混ぜているように見えますが、中央底にあるクジは殆ど動いていません。
佐々木蔵之介さんの最初のクジ引き、思わずクジを取ってしまって慌てて戻してクジを混ぜ始め、再度クジを選んでいました。最初必ずかき混ぜるようにと指示を受けていたと考えられます。見上さんとは対照的に佐々木さんは終始クジを見ながらかき混ぜています。
2.馬番クジの引き方
必ずクジをグルグルかき混ぜる馬名クジとは対照的に馬番クジを激しく混ぜたのはタスティエーラ陣営とライラック陣営の2名だけです。
3.CM中のフタ絵
私はBSフジで抽選会を見ていました。放送後にYou Tubeを見たところCM中はフタ絵に変わっていました。同じ抽選方法だった2021年のYou TubeライブではCM中も会場の様子が映されていました。邪推すればCM中に何かの細工があっても分からないという事です。
2023有馬記念 公開枠順抽選会 総評
怪しさ満点だった昨年の抽選方法をすぐ止めたあたり、昨年の抽選を怪しんだ人が多かったのではないかと思います。ただこの抽選方法では、仕組まれているのではと疑う余地があります。本当に公正な抽選というならば、商店街のくじ引きのようなガラガラや、ロト6のように馬名と数字を機械で選ぶ方法じゃないと疑念は消えないと思います。
私がアヤシイと思った抽選結果は4つあります。
1.CM直後の7番目の抽選、混ぜずに中央のクジを引いたタイトルホルダー陣営
2.13番目の抽選、残り4つのクジをじっくり見て選んだソールオリエンス陣営
3.8番目の抽選、佐々木さんは引いたあとボールをジッと見つめ、混ぜずに中央のクジを引いたハーパー陣営
4.1番目の抽選、ヒートオンビート陣営、クジに細工があるとしたら一番引きやすいのは1番クジ。2020年1番クジはサラキア(2着)、2019年1番クジはワールドプレミア(3着)、この抽選方法の1番クジは不利枠・人気薄でも要注意です。
公開枠順抽選会を見た感想は以上です。この結果と先に投稿したサインを踏まえて土曜日に予想記事を投稿します。
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