2021年12月28日に行われる「ホープフルステークス」のサイン考察です。
ホープフルSの考察に入る前に先日行われた「有馬記念」の振り返り、最近はメルマガのみで予想を公開していますが、有馬記念はサイン予想記事を投稿しました。
2021有馬記念、優勝はエフフォーリアでしたね。予想印は▲でした。本命◎を打ったディープボンドは2着!▲→◎→◯で決まり、ほぼ完璧な予想が出来たと思います。
この有馬記念で2021の競馬の締めという感じなのですが、最後のG1レースはホープフルステークス!有馬記念の余韻に浸りたいところですが、もうひと勝負!ホープフルSもしっかりサイン読みしたいと思います。
2021ホープフルS GIヘッドライン サイン考察
第38回 ホープフルステークス(GI) 中山競馬場・芝2,000メートル
『掲げた理想が世代を制する情熱に変わる。』
ホープフルSのサインは、CMも無し、プロモーションキャラクター版のポスターも無しでGIヘッドラインしか有力なサインがありません。
「理想」「世代」「情熱」は、よく使われるワードで、今回のヘッドラインは平凡なヘッドラインという印象ですが、唯一サインっぽく感じるのは「世代を制する」です。
JRA賞の1つ「最優秀2歳牡馬」近2年はホープルフルSの優勝馬が選ばれています。昨年はダノンザキッド、一昨年はコントレイルです。
2歳牡馬が出走出来るG1は朝日杯FSもあるので、最優秀2歳牡馬に選ばれるのは、ホープフルSの優勝馬か朝日杯FSの優勝馬となります。この選出の基準になっていると思われるのが「無敗」です。コントレイルもダノンザキッドも無敗でホープフルSに出走し優勝しています。
もう1つ重要なのが朝日杯FSの優勝馬、今年の優勝馬はドウデュース。武豊騎手の初制覇がニュースにもなりました。ドウデュースも無敗の3連勝で朝日杯を制しています。
ヘッドラインの「世代を制する」が最優秀2歳牡馬を指しているのなら、それを達成できるのは「最低でも無敗で2連勝している馬」となります。
今年のホープフルS出走馬で無敗で2連勝以上している馬は、コマンドライン、ジャスティンパレス、オニャンコポンの3頭。この3頭の中で勝てば確実に最優秀2歳牡馬になれる馬はコマンドラインだけです。
コマンドラインは前走でサウジアラビアRCを勝っている重賞馬、同じ3連勝でもドウデュースとは中身が違います。ホープフルS勝てば間違いなく最優秀2歳牡馬に選ばれます。
おそらく1番人気になると思いますが、ヘッドラインが示しているサイン馬の筆頭はコマンドライン。次点でジャスティンパレスとオニャンコポン、他の馬が勝った場合はドウデュースが最優秀2歳牡馬に選ばれると思います。
2021ホープフルS ウマ娘サインは完全終了!?
例によってUm◯biのTweetに注目してたのですが、ホープフルSのTweetで過去の優勝馬は紹介されませんでした。ホープフルSはG1になってから4回開催されただけ、優勝馬にウマ娘化された馬もいませんから、ウマ娘サインは今回で完全終了と考えて良さそうです。
来年もウマ娘サインが継続されるのか否かは、2022年のG1フェブラリーS、高松宮記念で判断したいと思います。
2021ホープフルS 裏読み 武豊騎手の全G1制覇達成なるか?
武豊騎手がやっと勝てた朝日杯FS、実に22回目の挑戦で初制覇となりました。これで武豊騎手が勝っていないG1レースは「ホープフルS」1つだけになりました。
朝日杯FSの勝利ジョッキーインタビューでもその事に触れています。
このインタビューで「リーチ一発 決めたいですね」と意気込みを語った武豊騎手。私は武豊騎手がそんな事言うなんて珍しいなって思いました。いつもクールで闘志は表に出さないタイプ。
一発で決めたいと気持ちは年齢的にも引退が迫ってきている事とJRAが新しいG1を新設しかねないという焦りがあるのかもしれません。
ホープフルSで武豊騎手が騎乗するアスクワイルドモアは、デビューからずっと武豊騎手が乗っています。4戦して2着3回連対率は100%です。朝日杯FSを勝ったドウデュースも同じ、デビューからずっと武豊騎手が乗ってます。
ここで前述したG1ヘッドラインサインに戻るのですが、「掲げた理想が世代を制する情熱に変わる」
掲げた理想=リーチ1発で決めたい と考えれば、世代を制する=最優秀2歳牡馬 ドウデュースで決まりです。こっちのシナリオもあり得ますね。中山コースの大外で人気を落としていますがアスクワイルドモアは軽視禁物!優勝もあり得ます。
サイン考察は以上です。ホープフルSの予想印はメルマガでも発表しません。よってこれが今年最後の記事となります。皆様よいお年を!